明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

大森海岸駅 鈴ヶ森刑場

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先日の草野球練習は大井競馬場近くの公園でやった。最寄り駅は、モノレールの東京競馬場前駅だけど、ひとつ問題がある。

モノレールは高い。

そこで経路を検索した結果、目的地となる公園は、京急大森海岸駅から2km程度。歩いて30分ほどで着くから、歩けない距離ではない。時間に余裕もあったし、何よりいい天気だったから、歩いていくことにした。

スマホの地図アプリで見つけたのが、この「鈴ヶ森刑場」だ。

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簡単に言うと江戸時代の処刑場。鎮魂碑らしきものがあり、台には線香の束が煙を立てていた。線香の煙とあの香りがあたりに立ち込めていたのである。

「振袖火事」の八百屋お七など、有名な罪人たちがここで裁かれたそうな。横には大きな道路が通っていたり、小学校があったりして、まったく陰鬱ではなく、むしろ騒々しいくらいの場所にある。心霊スポット的雰囲気はなく、さんさんと陽光の降り注ぐ天気でもあったから、なにも怖い雰囲気はなかったが、ふいに、金網をかけられた古井戸を発見してしまったときは、少しゾッとした(嘘か誠か、ネットにはさらし首になる首をあらった井戸であるという記述もあり、2度ぞっとした)。

蘭学者高野長英がここで処刑されたのではなかったかしらん、と調べてみたら、別に勘違いだった。折に触れて調べなおして、こういう誤った知識が解消されるのはよい。

古い建物は取り壊されたり空襲で失われたりすることの多い東京で、そんなに多くないばったり出会った遺跡スポットでした…。

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いい天気だった。