明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

アキバで足湯体験会

「足湯いかがですか」。

アキバを歩いていて声を掛けられた。
電子の都は再開発を経ていまや東京有数のターミナルとなっている。
そんな秋葉原で声をかけられたら、まずは身構えなけれらならない。

なぜならそれは、きれいな絵を売るためのきれいなお姉さんと甘い誘惑か、どこに行くんだかわからない外国への怪しげな募金活動か、中国共産党の非道を断じる悲痛な活動のどれかである可能性が高いからだ。

しかし今回かけられた声は「足湯」である。はて、「足湯やっていきませんか」という掛け声は長くアキバに通いつめている身であるけど、はじめてのことだな…。

と思って声の方向に目を上げると

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それはつくばエクスプレスのPRセンターであった。
声を掛けていたのはきれいなお姉さんとは少し趣を異にするものの、20年くらい前はきれいなお姉さんであっただろうと思われる方で、なになに、なんでも、このわずかなスペースで筑波山温泉のPRをするために、足湯体験をやっているのだという。

つくばエクスプレスのPRセンターという公的な場所でやっていることで当然無料であり絵を買わされる心配もなさそうだし、なにより、こちとら温泉大好きおじさんなので、体験してみることにした。

どうやら室内にしつらえられた小さな湯船に足を突っ込んで休んでいけるようだ。
(昔、24時間風呂の「湯〜名人」という装置の宣伝で、小さなショッピングセンターによくこういう臨時湯船が出ていたなあと思いだした)

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さて足湯である。
(温泉大好きおじさんのスネヘアーが目立つ足が大写しになっているのは足湯を紹介する記事という特性上どうしてもご容赦いただきたい)。

そのあたたかそうな湯船に足を突っ込む前に、雨に濡れた傘にかぶせるようなビニール袋を渡される。
はてな、それはなんじゃいな…と聞くと
「これを足にかぶせてから入ってもらうのです」
とのこと。

衛生上のことを考えてのことだと思うが、そんな、ビニール袋ごしの足湯なんて、興醒めである。楽しみ半減である。やはり足湯というのはなみなみホカホカとした温泉にザブンコと裸足を突っ込んでこそではないか。

しぶしぶビニール袋を履き、そっとお湯に足を入れる。

すると。

あれっ、意外と気持ちいいな……。

あの〜…気持ちよかったです。ビニール袋越しでも。足湯。

湯の上の机には、茨城県のパンフレットが並んでいて、ほかにやることもないので読んでしまうという仕掛け。
じっくり読んだ。

目安の5分くらいで湯から上がると、足はホカホカになっていた。アキバの街を歩き疲れたくたびれた足が生き返ったようだ。すごく回復した。

これ、いいなあ。

買い物ができる街には足湯スポット配備するととてもいいよ。
表参道とか銀座とか新宿池袋どこでも…。特に冬。とてもあたたまります。

そんなアキバの足湯体験コーナーは、2月中で終わるとのことなので、もしタイミングよくアキバに行くことがあったらお試しあれ。