ヤフーブログ終わるってよ
というわけで、ヤフーブログのサービスが終了するようです。
うーむ。
かれこれ10年くらい使用していたサービスが終了するというのは切ないものがあります。
そもそもブログを始めたのは、当時流行っていたけど何か実態がよくわからないから自分でもやってみて確かめようと思ったのと(えらい)、当時大学に入学して上京したのだけど、日ごろあったことをブログに書けば実家にいる親も見ることができて多少なりとも安心するだろうという思惑があったからです。
実際に、「ブログだ、ブロガーだ」とかしましい時代があったことも今は昔で、今どきブログをやっている人というのはかなり珍しくなっていると思います。
(ブロガーって、懐かしい響きですね)
まあ、FacebookとかTwitterで事足りるものなあ。
(Twitterは実質的には「不特定多数との相互リンクを前提としたミニブログサービス」とも言い変えることができるのですが、あれは実は古いツイートは割とすぐ簡単には閲覧できなくなるのでログの保存性は弱いのだけど)
だから、ブログを始めたころに「個人サイトやる人って減ったよなあ、まぁブログをやればいいもんなあ」という感想があったろうけど、こんどはブログがそうなるとは。
諸行無常。
サービス停止の実際の理由はよくわかりませんが、一応代替サービスへの引っ越し機能追加は予定しているみたい。
うーん、そうまで手間をかけて残す価値がこのブログにあるかというと、自分のことしか書いていないので、我ながら甚だ疑問ではあるのですが、それでもやっぱりどこかに引っ越しはすると思う。
終わったらもう一生読めなくなる、ネットの海に漂う藻屑ですらなくなってしまうというのは、価値があるとかないとかではなくて、やはり惜しい気がしますね。
ずっと書き続けてた日記を親に捨てられそうになっていて、いや、特別大事ってわけでもないんだけど、でもちょっと待って燃やさないで…って言いたくなるきもち。
それにしても。
やっぱりこういうサービス終了は、もし利益が上がっていなかったとしても、性質上、それを簡単にやめてしまうヤフーという企業の体質を疑いますね。
ブログだけではなく、インターネット黎明期からある「ヤフージオシティーズ」すらなくしてしまう前科がある。
こら!孫正義!
インターネット(企業)は資料を残す手段として、やっぱり全然弱い脆弱なものだなあという気がします。
ちなみに引っ越し先(データが移管できる)候補は「ameblo」、「ライブドア」、「はてな」、「Seesaa」という4サービスがあります。
うーむ…。