明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

『ペイフォワード』むっちゃおもしろいですやん

イメージ 1

父親はアル中で暴力男で蒸発。
母親はひとりでアル中でどうしようもない。
世界は今日もくそったれだ。

息子のトレバー(ハーレイジョエルオスメント)に出された社会の宿題。
「どうすればこの社会は良くなるか考えて実行しろ」
トレバーが考えたのは「善意のねずみ講
まず三人に善い行いをする。
善意を受けた三人はさらに三人に良い行いをする。
これで九人。
九人がそれぞれ三人に。
27人。
27人が……

人の善意を信じた彼の行為が、徐々に波紋を広げていく。
ペイ・フォワード――次に渡せ」
その言葉を中心に、世界は回転していく。
彼と彼の母親は、彼から始まった善意に救われる。

しかし善意を信じた彼に訪れるのは――?
衝撃の結末。






そんな話。





いやあ……
シックスセンス』の主役でもあるハーレイ君だけど、

 マ ジ 神 が か っ て る ね 。

こいつやべえすげえと思ったシーンは二個。

①母親とギクシャクしてる先生(トレバーはふたりにくっついてもらいたい)に、
(ダメ人間の)父親が帰ってきたうんだよーと言うシーン

トレバ「……手遅れになっちゃうよ」
先生「手遅れ?手遅れってどういうことだ」
トレ「……帰ってくるんだ」
先生「帰ってくる?誰が……」
トレ「…………。」
先生「……父親?」

っで!
ここで!

ハーレイ君はどう演技すると思いますか皆さん!
口に出して「そう」という?
先生を見つめる?
黙ってうなずく?


あーここは黙ってうなずくんでしょ、と俺は思ったわけですけど。
違うかった。


ではどうするかというと、

「まばたき」

なんですねー。
ぱちぱちっと。
これだけで完全に問いに対する肯定の意味を表してさらに
「父親へいい感情は持ってない」ということも表せてるんですねー。

すごいですねー。
まばたきって!
それ……なんでそれがその場にベストの演技だってわかんの!?
二回のまばたきだけが過不足なくトレバーの心情を表すんだ、って、なんで理解できてんの!?
すげえ想像を超えてた。
びっくり。
天才って呼ばれるよそりゃ。


その2
「ペイフォワード」の出発点はどこか探していた記者が、その起源を突き止めてトレバーに取材するシーン。
教室にカメラを備え付けて、トレバーにインタビューする。んだけど

すげえはにかんでんのよ!
すげえカメラに緊張つーか意識してんのよ!
すげえ素人っぽいのよ!

そんなわけねえのよ!
ハーレイ君自身としては!
こんな安いカメラで僕を撮るつもり?一回死ねば?ぐらいのことは思ってても変じゃないのよ!
カメラに緊張なんてするわけがないのよ!

でもトレバーの緊張っぷりがすげえ自然というか、すげえちゃんとはにかんでんのよ!

なんだこいつ、
天才か?





いやあ、おもしろかった。












ていうかいまさら『ペイ・フォワード』かよ。
というツッコミが聞こえてきそうな気がしなくもない。



いや、テレビでやってたからさあ。

あ、画像は愛犬ペロ。
本文と関係は全くないけど。
持ち上げられて嫌がってるね。
困った顔しとる。
犬にもちゃんと表情があるんですよ。