明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

高山のおみやげや街並みや

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画像はさるぼぼ。
猿のボンボン(坊坊)という語源が仄見える
飛騨高山の昔ながらのかわいいぬいぐるみです。

一週間にわたって続いた高山旅行日記も本日が最終日。
おみやげやこれまでで貼りそこねた写真をベタベタ貼っていきたいと思います。

おみやげを物色したのは

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こちら。
高山グリーンホテル敷地内にある…「飛騨物産館」というところ。
あの門の向こうの建物の中は高山土産のパラダイスや~。

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こんな感じで飛騨・高山のおみやげものが一堂に集結しています。
おみやげを選ぶには便利だと思いますよ。
ちょっと駅から離れているのと、
古い町並みなどがある観光ストリート側とは逆なのが不便といえば不便ですが
歩いていける距離なのでなんとかなるでしょう

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お酒やお酒やお酒やさるぼぼといったおみやげが
建物いっぱいをつかって広々と並んでいます。

右下の「飛騨のどぶ」というお酒は
名前の余りのインパクトにおみやげとして購入してしまいました。

しっかりと米の食感(?)が残ったにごり酒です。
にごり酒だけど変に甘すぎるということがなく、
むしろ後口は辛く、濁り酒とは思えないほど淡麗で爽やかです。

個人的にはにごり酒って悪酔いしそうであんまり… なんですが
マッコリみたいで飲みやすいという意見もあったり。
これにあうオツマミというのがなかなか思いつかないですが
普通のお酒に合うものはだいたい合うんじゃないですかね(なげやり)。

だったら普通の濁ってない酒でいいじゃんと思ってしまうので
にごり酒に関しては我ながら研究不足ですね。

左下のさるぼぼはカラフル!
伝統工芸品の常識を覆すポップな色使いが印象的です。
うーんこうなってくるとホントにぬいぐるみですなあ。

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さるぼぼ作りの体験教室なるものも開かれていました。
ただおみやげを選んで買わせるだけじゃなくて
こういうちょっと時間を使って楽しめるコーナーがあるといいですよね。

ちなみに黒部市YKKの工場では自分でチャックを手作りできる体験コーナーがあります。
当たり前だけど昔はチャックも家内制手工業的に手づくりされていたんですよ。
手元の超細かい作業です。
僕は諦めました

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江戸時代から続くという飛騨の駄菓子屋さん「音羽屋」の出店もあったり。
豆板とかが美味しそうだったですが
いかんせんかさばるので購入は断念。

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たしかこの建物の前にあった手水鉢。
清らかな湧き水を竹の管で引っ張ってきてい…るのかとおもいきや、
付けられた札に燦然と輝く「水道水」の堂々たる文字。

.............∧∧
........ヽ(・ω・)/   ズコー
......\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
.. ̄

でも正直でよろしい。
率直な態度に好感が持てます。

以上、お土産物商店街「飛騨物産館」の話。
以下、貼りきれなかった街並みやなんか。

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歩いていると畳屋さんがありました。
古い建物が多いだけあって
まだまだ畳の需要も多いのかもしれません。

中をちらりと覗いてみると
ドカベン』の山田太郎宅にもあった畳づくりの道具というか
柱を2本横に並べたような設備らしきものが現役であるようでした。

その上に畳の中の部分を置いて
い草のゴザみたいなものを巻きつけて
ヘリを付けてぐいぐいと縫って行って作るのです。

こういった昔ながらの職人さんの技術というのには憧れますね。

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外国人観光客向けと思われるオリジナルTシャツショップその名も「侍」。
タカヤマーのイチバンイイカジーのオミヤゲーのオミセ。
と書いてあります。

「souvenir」ってなにかと思って手元の電子辞書で引いたら「おみやげ、記念品」だそう。
なるほど。

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高山には宮川という川が流れています。

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必然的に橋が何本も掛けられて
街の風景を作るひとつになっていますね。

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高山駅の南側から。
線路は続くよどこまでも…というわけで
この後は再び「青春18切符」を使い高山本線下呂温泉に向かいます。

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高山駅前の噴水。
来年は岐阜県で国体があるそうで
駅前にも看板が立っていました。

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そして高山駅の駅舎!
前述のとおり再び高山本線下呂温泉に向かいます。

温泉で一泊するのだ。

高山から下呂温泉までは
高山本線で南下すること9駅、たった1時間程度の旅程です。

のんびり行こうやと思って電車に乗ったら
ヤンキーみたいな高校生たちがすごい電車の地べたに座ったりしてて
それに囲まれる形になってすごい怖かった。
高校生のくせに耳にピアス5~6個つけてて怖かった。

「君たち! 電車にはイスというものがあるのだからそこに座りたまえ!!」

と敢然といきり立って注意してやりましたよ。
心のなかで。
ええそれはもう堂々と。

高校生にビビる25歳男性。
これはもう人間としての器が小さじ1/2よりも小さいということと
microSDカードより気が小さいですからもう仕方ないですね。

さてその電車の中ではヤンキー高校生軍団に囲まれつつ
窓辺に座って高山線の美しい風景を眺めながら
脳内では「もし万が一絡まれたときの対処法」をシミュレーションしていました。

大方の高校生は俺よりも体格がいい。
まともにやりあうと不利だ。

一対一ならまだしも一対多になると
たとえこの柔道初段というすっかり色あせた輝かしい過去の栄光をフルに発揮しても
相手の襟と袖をつかんだ瞬間にすぐに投げないと後ろから蹴られたら負ける。

まして相手は夏服のカッターシャツ
襟はともかく袖がない。
そしてこっちは大きなリュックサックを担いでいる。
これもどうも背負い投げをするには邪魔くさそうだ。
となるとしっかり組手を作らないとキレイに投げられない背負投げは使えないも同然っ…!

唯一と言っていい得意の投げ技を封じられてしまった!

これは困った。
となるとあとはもう卑近な技を使うよりほかありません。
相手の片足を取って後ろ方向に押し倒す「朽木倒し」も得意としていました。

なぜ得意だったかというと
相手のバランスを崩すという高度な技術を要する投げ技や
相手の全体重を支えるという強い筋力を必要とするかつぎ技は不得意だったので
必然的にそういった技術も筋力も必要としない、
それでいて相手にとっては鬱陶しい技を身につけることとなったのです。
ううむ実に理論的だ。

囲まれたとしても
まずその朽木倒しで真ん中のやつを転ばせて
その上を這うようにして逃げれば
おそらくその後ろには誰も残っていないはず…!

つまり円の一部を破ってその破った穴から必死で逃げる一点集中突破作戦!(適当)

危機管理能力の高いワタクシとしましては
人相風体の怪しいチンピラが半径3メートル以内に入ると
即座にそして半ば自動的にこのような脳内シミュレーションを行います。
ひとえに自分の身を守るため。
自分の身は自分で守れなければならない時代ですから。
小動物的防衛本能が働くのです。

護身完成ッ…! ククク… これで完璧だ…

さぁかかってこいガキども!!

などと一人で妄想していたら下呂温泉に着きました。
綿密なシミュレーションが活かされなくてよかった。

ていうかたぶん3DSすれちがい通信でそのチンピラ高校生とMii交換した。