『富の山の人』読んだ
を読みました。
筆者は実際に「越中富山の薬売り」をしている売薬業の方なのだそう。
富山の売薬業が江戸時代から現代まで300年にわたって続いた理由や
持続可能な事業を行う「完全な商人」たる条件をすべて満たしているという薬売りの“強み”を
三井財閥創始者やニューオータニ創始者など
富山出身の経済人の言葉を引用ししながら紹介しています
堅実で着実に富を蓄える県民性など
現代の富山人を理解するにも最適という気がしますね。
個人的にはもっと薬売りの歴史や実態みたいな面白い話が知りたかったなー。
まぁ、体裁が「ビジネス書」なので仕方ないのかもしれませんが。
ところでタイトルにもなってるように「富山」って縁起がいい名前ですよね。
「富の山」ですよなんたって。
さらに近隣北陸の金沢と福井から一文字ずつ取れば!
「富福金」!
なんて幸せがやってきそうな感じの漢字!
いやまぁ、だからなんだ、と聞かれれば、困ります。