山梨県民はカレーに桃を入れるらしい
写真は4月の山梨へ
「桃カレー(ビーフ)」。
山梨は桃が名産なのですね。
おおそういえば昔の『桃太郎電鉄』でもも園やぶどう園が売っていたような気がします。
私の地理知識の8割は『桃太郎電鉄』由来ですよ。
ちなみに富山にはバット工場があります。
山梨県のありが桃園というところで作っているそうです。
ありが桃ならいもむしゃ葡萄。
「葡萄カレー」というのもあるそうです。
物産館のかいてらす
で買いました。
いくらだったかは忘れてしまいましたが
ネットで買うと630円なようなのでまぁその価格でしょう。
ネタのつもりで買ったんですが
会計の時にレジで店員の
「それ、美味しいですよ! カレーは脂肪を燃やすらしいですし。昨日テレビでゆってた」
と教えてくれました。
数ある山梨みやげに精通しているお
しかもごく底の浅いダイエット知識も教えてくれました。
ありがとう。
ちなみに「かいてらす」には
山梨県の特産品である「宝石(加工品)」がたくさん飾られていて
100万円を超えるアクセサリーや、3億円の巨大水晶球、ブラジル直送アメジストなど…
まばゆいばかりのキラキラジュエリーがケースに入り…
割とぞんざいな感じで飾られていて、普段見ることのない宝石類が見られて楽しかった。
桃カレーに戻ります。
レトルトパウチなので賞味期限は長く
ほとんど1年くらいもつようです。
そして原材料のところには「野菜・果実(白桃(山梨県産)、人参、ニンニク、しょうが… と
「白桃入れてまっせ~~~!」
というのがわかる2番目の位置に桃が書かれています。
こちらが完成品。
ごはんが雑穀米なので多少見た目がわるいですね。
あとこのテーブルの上の蛍光灯が電球色なので全体に黄色いですね。
まぁ黄色いのはいいやカレーだし。
ルーの色は、まぁ普通のカレーです。ちょっと赤みがかってるかな?
そして桃がこちら。
この一番大きな、ジャガイモのような顔をして浮かんでいるのが
桃です。
いままで色んなモノを食べてきましたが
桃の入ったカレーというのは初めて食べます。
しかもすりおろしたりもせず、割とざく切りでそのまま具に。
しかし冷静に考えるとカレーに桃って…
合わないんじゃないの… 普通に考えたら合わない…
だって桃にカレーですぜ… 生ハムにメロンですら微妙なのに…
生ハムにメロン、桃にカレー、唇に火の酒…
などとわからないことを考えながらおそるおそる食べてみると…
あれっ!? おいしいじゃん!
大きく切られた桃は結構「あ、桃だ」っていう果実感があるのですが
桃の甘味と酸味がカレーにマッチして
意外にも全然違和感なく食べられます。
これはアリアリ、酢豚のパインより全然アリ!
(いや酢豚のパイナップルも別に好きですが…)
考えてみれば
あの有名カレーだってルーに「リンゴとハチミツ」入れてますもんね。
多少の甘さやフルーティさは、合わないどころかむしろカレーの味を深めてくれるのでしょう。
やっぱりもともと柔らかく果汁が多い分、桃の香りはカレーに溶け込み
その分この桃にもカレー分が入り込み
桃とカレーがアメーバのように融合しているからなのでしょう。きっと。
というわけで、おいしかったですよ。桃カレー。山梨県もなかなかやりおるわい。
機会があれば「葡萄カレー」にもチャレンジしてみたいところです。
ビッグ・ザ・ブドー。