富山県にゆかりのある漫画4作品
1個め。
『坂道のアポロン』の作者・小玉ユキが現在『月刊Flowers』連載中の漫画『月影ベイベ』。
富山県は八尾市が舞台です。
夏の終わりに「おわら風の盆」というお祭りがあって
そこで踊られる「おわら踊り」というのは全国的に有名らしいですよ。
ほんまかなぁ。
富山→おわら→優雅な女踊り っていうこのアホみたいに安直な発想というか
西村京太郎の十津川警部シリーズ『風の殺意・おわら風の盆』というのがあったり
渡辺淳一『愛の流刑地』でヒロインが日射しを手で遮る様子に「ひょっとしておわらやってる?」
とか気づいたり
まぁ「おわらモノ」は食傷気味というか
昭和の頃から手垢にまみれたこの舞台をよくぞ取り上げるなという気がしています。
いま1巻が出たばかりで
女性誌連載ですし恋愛模様がテーマになっているようなので
今買っても結末がどうなるか全然わからないでヤキモキするばかりでしょうから
しばらく買わずに様子見します。
2個め。
『月刊スピリッツ』連載中の『ケンガイ』。
月刊スピリッツはなんと毎月無料でWeb公開していて
この漫画も最新話はネットでただで読めます。
イーブックジャパン(無料専用ソフトDL必須)でも。
全部読んだわけではないので設定がよくわからないのですが
富山出身のヒロインに、主人公がヤキモキしながら仲良くなっていく…話…?
別に富山関係ないです。笑。
3個め。
一迅社『コミックゼロサム』連載の魔神ぐり子『楽屋裏』。
にでてくる「小柳よしお」という担当者が富山県出身。
いつも剣道のお面をつけているキャラです。
漫画連載中に『ゼロサム』編集長に出世するというハプニングも! 笑。
魔神ぐり子はハッキリ言ってドマイナーな漫画家だけど
『ドラゴンクエスト 4コマ漫画劇場』シリーズを読んでた世代には印象深いはずだ!
あと一迅社と言えば『百合姫』、『百合姫』といえば『ゆるゆり』、『ゆるゆり』といえば
作者の「なもり」は富山県高岡市出身… と、こう来るわけです。
画像はアキバブログツイッターから。
画集が水産物のダンボール風の装丁? 箱に入ってる? らしいです。笑。
4個目。
あといま『月刊アフタヌーン』で連載中の
新海誠監督映画『言の葉の庭』のコミカライズ版。
これも第一話はネットでタダで読めます。
こういう試し読みできる漫画が増えてていいことだ。
作者の本橋翠さんは富山高校→筑波大と進学して
おお… 一橋大卒の黒田硫黄に次ぐ逸材…(アフタヌーンだし)。
この映画富山県で上映がないままに終わりましたが
そのうちDVD借りて見たい。
というわけで
富山に関係が深かったり、そうでもなかったりする漫画たちの紹介でした。