食った! 小矢部グルメフェスタ!
画像は今月11日(土)、12日(日)に行われていた
小矢部グルメフェスタの様子。
会場は富山県は小矢部市・クロスランドおやべ。
高さ118m、展望台デッキは100mの高さからの眺望が楽しめるタワーのふもとに
公園というかスペースというか、芝生の広場が広がっています。
辺りに何も高い建物がないというのもあり
下から見上げると100m程度でもけっこうな高さに感じます。
ちなみに東京スカイツリーは634mらしいよ、と言ったところ
おそらく空に向かって延びる6本分のクロスランドタワーの図を脳内に想像して
友人「アホやな…」
と言っていました。
言葉の意味はわかりませんが、たしかにそうだなあと思わせる何がしかの力がありました。
本題。
ええとそれでこの「小矢部グルメフェスタ」なる催しがどういう催しかといいますと
要するに日本各地のご当地グルメの屋台を集めているので
買ってごはんを食べる… という、なんともシンプルというか牧歌的というか
まぁただそれだけのイベントです。
上の写真は富士宮焼きそばと氷見ととぼち汁。
こんなかんじで屋台ご当地グルメが並んでいます。
料金はそれぞれ300円~600円程度。
ちなみにこの富士宮焼きそばの屋台は…
「麺許皆伝書(A級)」なるものが掲示されていました。
こういうご当地グルメがこういうイベントに屋台出す時ってたいてい
どこかできちんとその料理を出しているちゃんとしたお店がくるというより
その土地の商工会や、そういう実行委員的グループの人間が来て作ることが多いので
要するに料理の素人が調理するという場合がままあります。
そうするとその素人料理を食べた人は
「ああ…有名な○○もこんな程度のものなのね…」というネガティブな印象に。
わざわざこちらから出かけて、現地の人にネガティブな印象を植え付けてきてしまうという…。
そんなことが、昨今隆盛B級グルメイベントなどで、どうやら多く見受けられるようなのです。
(この現象を“商工会の勇み足グルメ”と呼びたい)
得てしてそういう現象が起こりがちなのですが
こういう認定証があれば安心して本物のご当地グルメが味わえますね。
まあ、その上で「こんな程度のものなのね…」と思われてしまったら
それはもうしようがないですが。
富士宮焼きそばはしっかり美味しかったです。
焼きそばなのに麺が太くてシコシコしているのが特徴かしら。
あと目玉焼きが乗っているような印象があったけど乗ってなかった。
(軽く検索したら目玉焼きが載ってるのは“横手やきそば”だった)。
こちらは「氷見ととぼち汁」。
要するにすり身の入った味噌汁なのですが
ちょっと七味唐辛子をふりかけて食べるのが珍しいといえば珍しいです。
味としては、思った以上に普通の「すり身の入ったお味噌汁」で
いや旨い、すり身からダシが出てるし、すり身もぷりぷりした食感でおいしいんだけど。
ものすごく普通。笑。
それとも「すり身の入ったお味噌汁」は、富山県以外ではポピュラーではなくて
珍しいご富山の当地グルメだということでしょうか。
そんなことないと思うけどなー。
だってこの味は給食にも出ていたおいしさ。
これだけではやや物足りなかったので…
屋台からはみ出してジュージュー煙を上げて焼いていた…
厚木シロコロホルモンも購入!
こんな感じでした。
400円。
あれっ…
白、はともかく、コロッとしてない…。
シロコロホルモンってもっと筒型で丸っこい形だったような…。
イメージとしてはこんなん。(画像はこちらから引用)
食べてみると、甘辛い味噌が絡んだホルモンが、まあ美味しいは美味しいんですが
やっぱり形のことが引っかかって「まあ、こんなもんか」というような感想に。
というかごく普通のホルモンじゃねーか!!
屋台には…
「この商品はイベント用に加工したものです」…という、やけに言い訳がましい一文が。
厚木さんサイド(のおそらく地場飲食店)の
「これは本物のシロコロホルモンじゃないんだよわかってくれ」
と言いたいのが透けて見えます。
おそらく厚木の商工会かシロコロホルモングループ的ななにかが
日本をほとんど横断してやってきてくれているので
辛辣なことも言いたくありませんが…。
これがいわゆる“商工会の勇み足グルメ”ですよ!
わざわざ出かけて行って本物より劣るものをアピールしてきてどうする!
そんで言うに事欠いて、自分たちの提供しているものに対して
「このシロコロホルモンはイベント用だ。今度また厚木に来てください。
. 生のホルモンから焼き上げる、本当のシロコロホルモンをごちそうしますよ」
っていう『美味しんぼ』山岡ばりのことを言うのか!
そんで別に山岡みたいにごちそうしてくれるわけではないしね!(当たり前だ)。
生肉から焼いた本物のホルモン…チクショウうまそうじゃねーか!
と、“商工会の勇み足”現象についてこのシロコロホルモンに限らず思うのですが…。
まぁね… 今回、おそらく「来てください」って言ったのは小矢部市側だと思うので…
シロコロさんサイドも、そんなことを言われちゃあ
「こっちは頼まれてきてるのに何だコロ! 侮辱だコロ! もう一生富山県なんか来ないコロ!」
と怒ってしまう可能性もなくはない(語尾は想像です)。
(いや、想像は全部なのですが)。
別に美味しくなかったわけではないです。
普通のホルモン(タレ味)みたいで美味しかったですよ。
普通に切り開かれたホルモンですが、脂身もそこはかとなく残っていました。
ビールが飲めればなあ。
いつか厚木に行く機会があればまた食べたいと思います。
今度は本当のシロコロホルモン。
これは絶対ビールに合う!