明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

バレンティン56号…がお預けなので映画『あの花』の感想

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画像は映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』公式サイトTOP
しばらく前に見たんですけど
感想を書いてなかったので適当に書き付けておきます。

本当は「バレンティン日本記録更新56号!!」って書きたかったんだけど
打たねーんだもんよ。

あ、バレンティン記事では東スポアジャコングインタビューが面白かった。

<激似!マット界のバレンティンが55号祝福談「アタシも敬遠されっぱなし」 - 東スポWeb >


●あらすじ

主人公・じんたんが小学生の頃作っていた仲良しグループ「超平和バスターズ」。
子供の頃事故で亡くなった女友達「めんま」が何故か幽霊としてじんたんの前に現れた。
という訳で、皆で協力して、紆余曲折ありつつも、感動的にめんまを成仏させたのだった。

↑ここまでがTVシリーズの内容。我ながらすごい端折りっぷりだ。

そんで、映画はTVの約1年後が舞台


●感想

「幼なじみの女の子が幽霊として出てきたから成仏させる」
というとっぴな設定だけにどうストーリーを説明していいものか悩みますが…。

小学生の頃の友達ってやっぱり高校生くらいになると遊ばなくなることが多いじゃないですか。
社会人ともなれば尚更。

そういう、一旦冷えてしまった子供の頃の友人関係を復活させる過程で
ひきこもりの主人公・じんたんが社会復帰していく再生ストーリーでありつつ
一番仲の良かった女の子と訣別していかなければならないという…。

泣いたよね。
テレビと同じ内容(総集編)プラス、新規カット半分くらい…ていう内容だったんだけど
テレビで見た時と同じように泣いたわ。

「絶対泣けるアニメ!」的な紹介のされ方や売り方をしていて
そんな風に言われると「誰が泣くかバーカ!」っていう姿勢で見ざるを得なかったんだけど
それでも泣いちゃったね。

やっぱり『secret base ~君がくれたもの~』が劇中歌で流れるのは卑怯ですわ…。

基本的には「テレビで1度見た人向け」っていう作り方になってるとは思うんだけど
それでも2年前に一度見たっきりの俺でも泣けるくらいには
本シリーズの内容をしっかりおさらいしてくれるストーリーにはなってます。

やっぱり結構ヒットしてるみたい。

< 「あの花」全国映画ランクいきなり3位 動員数2日で16万人 - 埼玉新聞 >

< 秩父を席巻した『あの花』の威力 - 東洋経済ONLINE >

< フジ製作「あの花」大ヒット、ファン以外も来場 - 映画.com >

>逆に言えば、『あの花』だからこそ64館にチャレンジできたとも言えます。
>作品性からしても、コアなアニメファンはもちろんのこと、グレーゾーンのお客さま。
>たとえばサブカルチャーが好きなお客さまや、ふとしたきっかけから見たというお客さままで、
>いろいろな層を巻き込める作品だと思ったのです。


<『あの花』ヒットの緻密な仕掛けとは? - 東洋経済オンライン>より抜粋)

アニメ映画ではあるんですけど
企画の最初から意図されていたように
「普通の(オタクでない)大人が普通に見て楽しめるアニメ」
として作られていて、その試みが成功していると言っていいと思います。

舞台は埼玉県・秩父地方で
アニメファンがロケ地を訪れる「聖地巡礼」も多く行われているとか。

テレビシリーズを見て感動した人は見に行って損はしないと思いますし
「なんとなくタイトルは聞いたことあるけどテレビ終わってたしDVD借りるほどじゃないなあ」
って人も、この機会に見てみるといいかもしれませんよ。

特に見るべきなのはやっぱ20代!
先述の『secret base ~君がくれたもの~』を懐メロとして聞ける人
このアニメのターゲットです!

作中にも『ポケモン』(っぽいゲーム)やその他この世代に刺さる小道具が出てきたりします。
幼年時代へのノスタルジーとキャラクターたちの心模様や
特に幽霊・めんまの健気さ! そういうのがクライマックスでとても盛り上がって、泣けます。

いや、でもね、人によっては泣けないと思うんですよ。
特にこういう現代アニメを見慣れていない人たち。
こういう人たちが今のアニメを見て素直にストーリーにのめりこんでいけるのか
実際にはわからないので。

泣ける… 泣けるとは… 思うんだけれども。

「絶対泣ける!」というほど言い切れるかといえば…人による! これですよ最終的には。

(個人的には「見ーつけた」の部分はそれほどでもないんだけど
その前の手紙の部分で泣けました。テレビでも映画でも)


●まとめ

個人的には泣けたし、同世代の20代(男性)には特に深く刺さると思う
・オタクでない一般人にも(比較的)自信を持って薦められるアニメ
・けど「絶対泣ける!」とは言い切れないからね! 人によるから!
・それを踏まえた上で、ちょっと気になる人は、見てみても損はないです。
・「アニメだから見ない」っていう時代はもう終わってて、むしろ「アニメだから見なきゃ」ですよ。今は。
・と思います。


テレビシリーズを見て好きだった人、泣いた人は見て損はしませんよ。
見てなかった人も、興味があるのでならば、見て損をする確率は比較的低い映画ですよ。

てなところです。


●以下、瑣末な感想

アニプレックスグッドスマイルカンパニーに並んで「協力・西武ライオンズww
・埼玉県のご当地アニメということで西武が協力しているのです…
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てなもんですね。
この日は午前中に見に行ったのでした。