明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

ヤクルトの2011年のシーズンが終わって青木はメジャーにいく

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いやもうなんかいろんなことがありすぎて
すっかりブログなんて書いてる暇や元気がありませんでした。

風邪引いてゲーゲー吐きながら仕事したりね!
1行原稿書くごとに猛烈な吐き気に襲われて
ゲー→書く→ゲー→書く→ゲー→… ということを何度か繰り返して原稿上げたりね!

書く、吐く、書く、吐く、書く、吐く…

ヒッヒッフー ヒッヒッフー…

精神的に限界を超えることは過去幾度かありましたが
体力的に限界を超えて仕事をすることは今回が初だったかもしれませんですね。

ところで画像は
ナゴヤドームの最寄り駅「ナゴヤドーム前矢田」駅。
こうしてひらがなで書かれているとまるで子供が駄々をこねているようにも見えますね。

ヤダヤダ!

ぼくナゴヤドーム前やだやだ!


えーと。
ヤクルトがファイナルステージに進んだセ・リーグクライマックスシリーズですが、
やだやだ! っていう結果に終わってしまいました。

わざわざ文化の日と土日を使ってナゴヤドームまで応援に行ったのですが…
結果は3戦して2敗…。
文化の日(木曜)とその次の日の金曜日に勝ったので、
これはいけるかもしらん! と期待したのですが。

最後は中2日で先発登板をした館山も力尽き…
井端から2ランホームランを被弾し…
しばらく呆然とレフトスタンド方向を眺めていた館山の表情が忘れられません。

無念也。

という顔をしていました。
戦国武将のような顔を。
自分の城が敵兵に包囲され火を放たれ最早進退極まったか… という武将のような顔でした。

それでも血行障害も中2日で先発というむちゃくちゃな日程も関係なく
相川のミットに投げ込む館山は実に感動的で
鬼気迫る投球というか…
「一球入魂」という言葉がそのままあてはまるピッチングでした。

一球に魂を込めている。
一球ごとに魂を燃やしている。
一球投げるごとに、その右手は蝕まれていくのに。

それでも表情を変えず
ことさらにいつもどおりのペースを守って
相川のミットに投げ込んでいく。

はっきり言って球速もボールの質も勢いもいつもどおりとはとてもいかず
いつ捉えられても不思議ではない内容ながら
ただ迫力と気持ちだけで抑えて…

館山の背中から湯気のような、陽炎のようなものが立ち上がっているのを、
確かに目にしたように思います。

館山の魂が燃えていたのだと
それが気化して立ち昇っているのだと
静かに燃える寡黙な男の魂の、膨大な熱量が錯覚を見せたのだと、
そういうふうに思っています。


9回表の青木の(日本球界最後の打席での)タイムリーヒットの瞬間は流石に泣きました。
号泣しました。

これで1点差、ランナー一塁青木
バッターは四番の畠山。

ここで1本出れば…!

という場面でしたが、結果はサードへのファールフライ。
あえなくゲームセットとなってしまいました。

おお…。

終わった瞬間はなんというか…
ひたすら呆然としていました。

ドラゴンズファンがスタンドに紙テープを投げ入れる意味がわからなかったですね一瞬。
ああ…おお…そうか…。

そうか、ヤクルトは負けたのか。

と理解できるまでしばらく時間がかかりました。

今年は2年ぶりのCS出場、さらに初のファイナルステージ進出ということで
かなり長くシーズンが楽しめました。

けどですねー…


今年は優勝できると思ってたんだよおおおおお……

10年ぶりのチャンスだったんだよおおお…

おおお…

おおお…

おいおい…(泣き声)。


そして青木はどうやらメジャーへ行くようです(取ってくれるチームがあれば)。
青木という選手をわかりやすく表現すると
何もかもが「劣化イチロー」という褒め言葉で表せられるように思います。
足も肩も守備も打撃も。
(繰り返しますが褒め言葉ですからね「劣化イチロー」というのは)
(ミニ・イチローと言い換えてもいいですが)

ですからまあイチローのメジャー初年度のような活躍(新人王&首位打者)は当然無理でしょうが
それでも1年目から打率3割を争えるくらいは打てると思いますよ。
しかし守備面でイチローと比べると1枚、いや2枚は落ちるように見えるんですよね。

ましてツインズ西岡の(ひどい)活躍のおかげで日本人野手の評価は
メジャーではうなぎ下がりでしょうから、果たして青木がどれだけ評価されているのかは未知数です。
うなぎ下がりという日本語は無いですが。

何はともあれ頑張っていただきたい。

青木がヤクルトからいなくなるのは戦力的にも心情的にも寂しいですが
やるんだと、メジャーで一から頑張るんだと言ってヤクルトを飛び出していく以上
ぜひ頑張っていただきたい。

別れより~ 悲しみより~ 憧れは~ 強く~♪(『サライ』) っとくらあ!

「都会で一旗上げてやるねん!」と言って上京していく息子を見る父親のような
寂しいような誇らしいような複雑な気持ちです。
行くなつってもどうせ行くだろうしなあ。
であるならばせめて応援してあげたいというファン心理。寂しいけどね。

頑張れ青木! 名実ともに「世界に輝くナンバーワン(青木応援歌の歌詞)」になる時がきたのだ!


しかしもし青木に入札するメジャー球団がひとつもなくて
もしあっても条件や色々な面で問題があって契約に至らなくて
「恥ずかしながら帰って参りました」となればそれはそれで良し!
昨年の岩隈の例もあるし。


しかしそうなると青木は本当に恥ずかしいな。笑。