村上春樹のヤクルトエッセイ
画像は東京ヤクルトスワローズ公式サイト。
作家・村上春樹(ヤクルトファン)が
スワローズのファンクラブ名誉会員になって
エッセイを寄せてくれているのです。
< 村上春樹さんがヤクルトファンクラブの名誉会員に 「球場に行こう」とエッセイつづる - ねとらぼ >
村上春樹が神宮球場でヒルトンという選手の放ったツーベースを見て
以来ヤクルトファンであることは続いていて
たまに神宮球場のライトスタンドでビールを飲んでいることもあるとか。
< 村上春樹氏「神宮球場でビール」観戦 - nikkansports.com >
結構野球見に行っているらしいのに、誰も気づかないのかしら。
彼は世間に自身の顔を露出することをそれほど好まない作家だからわからないのかもしれないし、
あるいは、この涼しげなライトスタンドに集まった客たちは思いのほかベースボールに集中しているのかもしれないな、と、僕は思った(村上春樹風表現)。
全体に村上春樹のエッセイらしい、軽やかな空気感で読みやすい文章になっています。
ヤクルトファンもそうでない方も、面白いので一度読んでみてはいかが。
最後の一文。
>神宮球場でひとつ気に入らないのは、
>多くの試合でビジター/チームのファンの数が、
>ヤクルト・ファンのそれを上回る場合が多いことです。
>これはとても不自然なことだし、不愉快なことだし、まったく許しがたいことです。
>法律で禁止するべきだとまでは言わないけど、なんとかなるものなら、なんとかしてほしい。
>ホーム・チームの意味がどこにあるんだ? といつも思います。