神宮創建90周年奉納試合 東京六大学選抜VS東京ヤクルトスワローズ観てきた
画像は今日2016年11月5日の神宮球場。
晩秋のなかでほっとひと息つけるような暖かな日になりました。
ひさしぶりの野球観戦だあ!
デーゲームの神宮球場を訪れると、胸がスーッと風通しが良くなって、ワクワクするような気持ちよさがあります。
90年。
こういう歴史的建造物を、東京というのは大事にしなければならないと思うのですが、残念ながら東京五輪後にも建て替えになる予定…。
ドーム化も噂されていますが、ヤクルトファンとしては、声を大にしてNOと言いたいですね。
野球は空が見えるところでやったり見たりするほうが気持ちいいですよ。
それに、球場にフタをしてしまったら、明治神宮の神様たちから見えないではないですか。笑。
< ヤクルトがプロの意地 東京6大学選抜に大勝/詳細 - 日刊スポーツ >
>神宮創建90周年記念奉納試合、ヤクルト-東京6大学選抜。ヤクルトがプロの意地を見せ12-1で勝った。
神宮外苑が整備されてから90年を記念して、明治神宮に“奉納”するために開催された本試合。
奉納相撲というのは聞いたことがあるけど、奉納野球というのもあるんだなぁ。
前回は2006年に行われ、今回大学選抜とヤクルトスワローズが対戦するのは2度めになります。
ドラフトで指名されプロ入りを待つ選手も多数出場するということで、球場はほぼ満員!
試合は2回まで、ヤクルトドラフト2位氏名で先発の明治大学・星投手に抑えられたものの、6回に大引の3ランが飛び出すなどして、結果は12対1の大差決着となりました。
ベンチこそは1塁側でしたが、ヤクルトが神宮球場で先攻になるというのは、この試合くらいのものでしょうねえ。
今日はいつもの外野ライトスタンドではなく、バックネット裏で観戦!
うわぁ選手が近い! ピッチャーのボールが見やすい! そして席が狭い!!(笑)
いつもは激しく争っている大学応援団も、今日ばかりは呉越同舟で混成応援団を結成し、協力して応援やチアリーディングをしていました。
このとき、つば九郎は東京大学のユニフォームバージョンで登場。
もちろん我らがヤクルトスワローズチアリーダーチームPassionも負けてはいません!
そして大学のチアリーダーとPassionも一緒に踊っていました。
お祭り感!
そしてグラウンド整備する人も、プロの試合の時の人ではなくて、大学生なのかしら? なんだかいつもよりキビキビと素早く走ったり働いていて、見ていて気持ちがよかったです。
「おお~、早稲田の選手を、慶応の応援歌で応援しているよ」
と、近くに座っていたおじさんが、笑った声で言いました。
伝統の早慶戦(慶応の学生は頑なに“慶早戦”と呼ぶ)というくらい犬猿の仲で、大学野球界の巨人と阪神、水と油、虎に翼(これはマチガイ)というくらい仲の良くない2校が、今日ばかりはそういう粋な応援だってやっちゃうというわけです。
もちろんお目当てはヤクルトスワローズ側の選手を見ることだったのですが、そういう話を聞くと、大学野球側についてもおもしろくかんじますね。
試合後には大学野球の試合のように、両チームが中央で礼をしていました。
なんとも爽やかな雰囲気で、純粋に野球が見られた感じで楽しかったですね。
もちろん試合は真剣勝負なのですが、試合自体は終始和やかなムードというか、観客もピリピリしていなくて、ノンビリというか、マッタリというか、“奉納試合”として、とてもいい雰囲気の中で行われていたのが、よかったです。
今回は10年ぶり2回目のヤクルトVS六大学選抜でしたが、10年ごとといわず、95周年で“東都リーグ選抜VSヤクルトスワローズ”とかやってくれないかなあ。
あとは試合の写真を貼れるだけ貼っていきます。
球場到着が遅れ、2回からの観戦。スタメンに。
ヤクルトの先発は石山。
六大学側の応援席。
応援団の舞台があったり、学ラン姿の援団やチアリーダーがいて、応援歌もスーザフォンという大きな吹奏楽器を使っていたりと、見慣れたプロ野球の応援席とは違っていて面白いです。
スタンドには大学の団旗も。
山田哲人。
登板後2球目をピッチャー返しされて、登場30秒くらいでいったんベンチに下がった原樹理。
去年までは大学野球の舞台、この神宮で投げていたわけで、対戦経験のあるバッターもいたんじゃないかな?
岩橋。
履正社出身で山田の後輩、2年生ながら今日猛打賞となった法政大学中山選手。
< 六大学選抜 中山 ヤクルト投手陣から猛打賞 先輩山田「お前、やるやんけ!」 - スポニチアネックス >
>六大学選抜の6番DHで出場した法大2年の中山。1打席目に石山のスライダーを左中間に二塁打すると、4回には原のストレートを弾丸ライナーの二塁打。9回には秋吉のスライダーに食らいつき内野安打と、猛打賞をマーク。
>(中略)ヤクルトの主砲・山田は履正社の先輩。試合前に挨拶し「それまで話したことはありません」と緊張気味だったが、二塁打後にはベース上で山田から「お前、やるやんけ!」と褒められ「最高にうれしかった」と笑顔で頭を下げた。
東大のアンダースローピッチャー三木豪選手。
なんと武内、西浦、上田の三人をピシャリと抑え、三者凡退に!
球速はつねに90キロ台ながら、うまくコントロールされていて、打たせて取られていました。
(ヤクルト選手は情けなや…)。
やっぱり変則投手ってロマンあるわ…。
もう30センチ高ければホームラン! というファンス直撃二塁打を放った武内。
一塁から二塁に回るあたりで打球の行方を見て走るスピードを緩めるという怠慢プレー(笑)。
2016年は不調で二軍暮らしでしたが、来年は頑張って欲しいですね。
早稲田大学出身で、始球式を努めた同じく早大卒の青木宣親より後輩の32歳! 老け込むにはまだ早い!! もうひと花と言わず、ふた花も三花も咲かせてくれることを期待していますよ!!!
富山県小矢部市出身の荒木貴裕選手。
代走から出て盗塁を決めましたが、その後は残念ながら今日は2打数無安打。
レフトの守備について一度レフトフライをフラフラしながら取りました。
30歳になる来年こそはレギュラー奪取で飛躍を!!
大学生(4年生)より若い、渡辺と奥村が2者連続スリーベース!
(まぁ、外野手はどちらもグラブに当てていて、プロなら取られていたでしょうが/笑)
試合の途中には、互いの応援団が逆のスタンドへ行って応援するという光景も。
大学の応援団がライトスタンドにきてヤクルトの応援をした8回表に、本当に追加点が入ったのは、良いのだろうか(笑)。
というわけで、非常に楽しいゲームでした!
次に神宮球場にくるのは、23日のファン感謝デーかな。
さて大勝したこの勢いで~
Go! Go! Swallows!!