明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

楽天日本一!

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画像は楽天イーグルス日本一特設サイト。

いや~…勝ちましたね! 楽天

ていうかマー君がまた投げるとは…正直思ってませんでした。
昨日160球投げてるんですよこの人!

勝ったのはいいけど、肘・肩は大丈夫かいな…


< ダルもマー君連投心配 米球界でも反響「驚きだ」 - スポニチアネックス >


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そらそうよな。


星野監督
「田中はベンチから外すつもりだったがベンチ入りもブルペン入りも抑え登板も田中の志願」
と言っていたけど、ホンマかいな…。





(田中マーのインタビューは4:40頃~)

記者「監督は田中投手が志願したと仰ってましたが?」

マー「…あ、は、ハイ…(苦笑いで首を傾げる)。ハイ(横目でチラッチラッ)…ハイ」


ウン! 志願登板だな! 間違いない!!


笑。

マー君のリリーフについては解説の工藤と古田も

「登板の翌日は筋肉が張るんですよ。今日は投げられないでしょう」
「僕なら登板させない」

と言っていて、8回にブルペン入りした後も

「いやあ9回頭からは行かないでしょう、何かあったらというための準備では…」

なーんてムニャムニャ言ってたんですが
あにはからんや
9回頭から投げて(2本ヒットを打たれて一打同点になったけど)3アウト取りましたよ!



分業制の進んだ現代野球から考えると
160球完投も、その翌日にリリーフ登板させることも
ハッキリ言って異常なことです。

だけれども。
この采配は今オフおそらくメジャーにゆく田中将大
星野仙一からの餞だったように感じられなくもない。


< 球団社長が田中将大の意思確認へ=今オフのメジャー挑戦 - 時事通信 >


こういうエース=先発完投至上主義はもう絶滅寸前でしょう。
星野がいなくなったらそのまま消滅する化石みたいな考え方で。
だけれども、だからこそ、現役時代、そのことに誇りをかけて闘魂燃やした星野仙一
もはや古びて、苔むして、飴色に色褪せたその魂を餞に。
かつて自分が心燃やした魂の、その欠片を渡したかったのではないかと。

その魂を持った投手にメジャーで快刀乱麻して欲しいと願ったのではないかと。

24勝0敗1S、昨年からポストシーズンまでの連勝記録30連勝。
空前絶後の投球を見せた、日本の野球史に残るピッチャーとなった。
その田中将大がメジャーへ行くということは、只のピッチャーとしていくんじゃない。

日本のピッチャーの頂点の選手として。エースとして。日本球界のエースとして。
エース中のエースとしていくのだと。
NPBの歴史も背負っていくのだと。
だから、昭和の日本の魂も背負っていけ、田中将大

折れない心、チームメイトすら畏怖する程の圧倒的な投球を見せるそれがエースだと。
球数、関係ない。中0日、関係ない。エースが投げて、勝つのだと。
こいつが投げれば、勝つのだと。勝たせるのだと。
それがエースだと。

それがエースだと信じて投げ抜いた星野仙一だからこそ
その古いエースとして魂の欠片を、これから米国に渡る若武者に
贈りたい気持ちに襲われたのではないかと。

そんな風に思いましたね。
後はこれでマー君に異常がなければいいんだけど。

ともあれ楽天日本一。
チーム名の一番てっぺんに「東北」とつけた意義が強くあった。
楽天、おめでとう。東北、おめでとう。