上野公園で野球してました
上野公園には正岡子規記念球場という草野球用のグラウンドがありまして、昨日はそこで草野球の試合をしてきました。
球場のそばには「春風や鞠を投げたき草の原」という句碑が建っています。(この句碑は2010年10月にせっちされたそうな)
< 正岡子規句碑を正岡子規記念球場に設置しました - 台東区 >
昨日は天気もよく、昼間はポカポカとしていたので、小春日和というか野球日和というか、鞠を投げたくなる子規の気持ちもよく分かるという天気でした。空気がカラッカラに乾いていたので、のどがイガイガして大変でしたが。
グラウンドは、内野は当然変わらないのですが、外野がとんでもなく狭く、フェンスまでせいぜい60~70メートルといったところです。しかしその分、フェンスは高く作られているので、よっぽど高く遠く飛ばさない限り、フェンスオーバーはないでしょう(フェンスの向こうは上野公園そのもの…というか、この球場自体が上野公園の中にあるので、ボールが外に出たら、油断しきっている家族連れを直撃しないとも限りませんからね)。
だから、外野の間を抜けても長打になりづらく、バウンド処理さえしっかりやれば、フェンス直撃でも一塁ストップになったりしていました。
「これだけ小さいのは、明治時代のサイズなのかなあ…」
「当時はバッターもパワーがなかったろうし、バットもボールも質が悪くてボールが飛ばなかったんだろうし…」
という、特に根拠はないんだけれどもそれっぽい会話をふわふわとしていました。
そんななかで行われた試合でしたが、僕の成績はと言えば、2打席で1四球1三振。まぁ可もなく不可もなくというか…。三振の言い訳をさせてもらうと、この季節、夕方になると、西日がもろに打者とキャッチャーと審判の目に入ってきて、ボールが全て夕日に溶ける魔球と化す球場でした。バックスクリーンってやっぱり必要なんだなあ。
実はこの試合には、個人的にちょっとした課題というか試したみたいことがあり、何かというと、これまで割と左腕主体だったバッティングを、右腕主体で、ちょっとテニスのフォアハンドに近いような感覚で打てば、これまでサードゴロになりがちだった打撃も、センター方向に打球が飛ぶのではないかと思い、打席に入っていたのですが…。
ストレートのフォアボール!
そしてかすりもしない三振!
ボールが前に飛びませんでした。(笑)。
試合は今日が今年最後なので、確かめられるのは来年になります。
すっかり忘れていそう。
冬の日に鞠を打ちたき気持ちだけ。。。