明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

二塁打の思い出

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画像は新宿中央公園
この前、初めて行きました。

この大きな噴水の前で、「あ、え、い、う、え、お、あ、お!」と発声練習をしている女性がいたり、若い二人組の男性が水に向かって何か話しかけていて、後ろ姿のその距離感から、ああ、漫才の練習をしているんだな、とわかるとこと、公園に漫才師のタマゴがいるあたり、東京というか、新宿らしい光景だなあと思いながらみていました。

タイトルの話。
先日、草野球でツーベースヒットを放ったんです。
それも、立ったまま二塁に達するスタンディングツーベースというやつ。

それがとても気持ちよかったので、覚えているうちに感想を書いておこうと思ったのですが、6月6日に、その試合をした公園のアライグマの彫刻に見える木の話を書いたあと、すっかり忘れていて、こんなことになってしまった。

だからもう思い出はおぼろげでもあるのですが、思い出せる限りのことを書いておきます。

その日、僕は一番セカンドに抜擢されたのでした。
望むところだ、と意気込んで打席に立ったものの、1打席目はピッチャーゴロ、2打席目はまたもピッチャーゴロ。
1打席目は、高めのボール球に手を出してボテボテ、2打席目は内角の球にカスった当たりでイージーゴロでした。
うむ! 誰が悪いという話でもない! しいて言うなら僕を一番打者に置いた監督の采配が悪いのだ!!
僕はどうしても緊張してしまうタチで、その試合の1打席目の初球は、どんなボール球でも振って行こうと決めているのです。
(バッターボックスの手前でワンバウンドするようなよほどのボール球なら別ですが、それでも次の球は必ず振ろうと決めています。逆に1球目がそれでスイングできないと、体が固くなってしまうような感じすらします)
もちろん、初球を半分わざと空振りするようなものですから、1打席目に関しては、実際の勝負は0B1Sというやや打者不利な場面からスタートするような形になります。
それでもその不利を補って余りあるほどに、初球からスイングできないと、心理上でも身体上でも、固まってしまって、その後の全ての打席がガチっと肩が固まってしまうようなイメージを、持ってしまっているのです。

不利になるのは重々承知ですが、これはこれで、キャッチャーが
(おや、こいつはどんなボール球でも振りに来るダボハゼ野郎だな…)
と勘違いして、次の球、その次の球くらいまではボール球を要求することも多々あるので、結果として、そんなに悪いようには思っていません。

話が逸れましたが、この日の初球はスイングして0B1S。
2球目の高めのボールを当ててPゴロ。
(それにしてもピッチャーゴロというのは、ショートゴロやサードゴロに比べても内野安打になりづらい、ほとんど絶望的なゴロであることよ)

ベンチに戻り、僕を一番打者に抜擢した監督から

「相手のピッチャーはどんな球を投げてきた?」

と聞かれても、なにしろこちらは初球は必ず振ると決めていて、2球めも顎の高さくらいの糞ボールを振りに行っているのですから、どんな球も糞もありません。そんなことは知らぬ、存ぜぬ、わからぬ。

僕「そうですね、球はそう速くないので、ボール球に手を出さず、よく見極めることでしょうね
(↑自分の失敗を棚に上げているというか、よく振り返っているコメントである)

監督「変化球は?」

僕「……しゅ、しゅらいだー……があった……かな……?
(↑ボールをほとんど見ていないのである)

監督「……。」

僕「……。」

いかに一番打者に不適格か、わかろうというものである。
そんな絶望的なゴロを2打席続けて放ち、これはもう、何かを変えないなと思い、バットを少し重たいものに変えて打席に入りました。
バットが軽いから早めに出ちゃって引っ掛けて、サード方向へゴロが飛ぶのであれば、重たいものに変えればちょうどよくなるだろう、という程度の考えです。

しかし結果から言うとこの浅い考えがハマり、投げてきたストレートに対してうまい具合にヘッドが遅れて出たようです。
投手が放った内角やや真ん中のストレートに対し、

パシッ。


無理して引っ張るスイングにならず、ボールの内側を叩いた打球は、セカンドの頭上を遥か超え、ぐんぐんと伸びて、ライトオーバー、フェンス直撃!
(実際には走り出しているので打球の行方は見ておらず、フェンス直撃ではなくて、あとから聞いたらツーバウンドくらいしてからフェンスに到達したとのこと。まあ、気分の上ではフェンス直撃だったということで)
必死で走ってセカンドまで行ったところでボールが帰ってきてしまいましたが、もう少し方向が良ければ三塁まで行きたかったですね。

ライト方向に伸びていく打球というのは自分のなかでも珍しく、体重があと10kgくらいあればホームランになっていたのではないかという、いい当たりでした。
これまで、どうにもレフト方向への打球が多くて(それもショートゴロやサードゴロ)、どうにかセンター方向、センターから右方向への打球を増やしたいなと思い、イメージとしては右手の力を意識したスイングを心がけていたので、その成果が出たようで、とてもうれしかったのです。

そして第4打席も回ってきたのですが、フォアボールでした。
前のツーベースをみてピッチャーがブルったに違いない。笑。

試合も快勝! 2出塁、1打点ということで、なんとか面目を保つことができました。
一番打者、向いているかもわからんね!(自信過剰)