明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

#小説

増田俊也『七帝柔道記』読んだ

画像は増田俊也『七帝柔道記』(角川書店)。 読みました。 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の著者による自伝的小説というか。 主人公である“私”が北海道大学柔道部に入り キツイ練習に耐えながら「七帝柔道」(高専柔道をルーツにする寝技主体…

『坑夫』(夏目漱石/新潮文庫)

を読みました。 久しぶりのソーセッキ。 なんだか実際の体験談を聞き書きしたものを小説風にまとめた小説ということです。 青空文庫でも読めますよん。 <坑夫 - 青空文庫> 以後、引用はすべて上の青空文庫から。 ☆あらすじ 家出した ポン引きに「坑夫にな…

『海と毒薬』(遠藤周作/新潮文庫)

昭和31年に書かれた 戦時の米国人捕虜の生体実験を材に取った小説。 主人公は昭和のニュータウンに住むサラリーマン。 肺気腫だかなんだかで通院している。 その医院の先生が、過去に九州の大学病院でなにか事件を起こしていたことを知り その事件を調べてい…

『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦/角川文庫)

を読みました。 画像はハードカバー版のもの。 アジカンのジャケットイラストでおなじみ(?)の、 中村佑介さんが表紙イラストを描いています。 いまノイタミナで放映中のアニメ『四畳半神話大系』と、 同じようなキャラクターと同じような舞台で展開される…

『孤高の人』(新田次郎/新潮文庫)感想ー

というわけで画像は『孤高の人』。 新潮文庫で上下巻がでています。 昨年人気を読んだ映画『剱岳 点の記』の原作者・新田次郎による、 有名な山岳小説です。 この小説を原案とした漫画『孤高の人』が、 週刊ヤングジャンプで連載中。 その漫画の帯が付いた新…