明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

きょうとのはなしときょうのとうきょうのはなし

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画像を左から順に説明。

①石庭
こんなものを見て何が楽しいんだか良くわからない石庭。
石で作られた庭。なんだか禅宗の概念を庭で表現したとかどうとか。
禅宗の概念なんて良くわからないものを庭園などというよくわからない方法で表されても良くわからない。

しかし廊下の角を曲がると打って変わって一面に苔むしたきれいな庭園がある。
その日は雨だったので一段と緑色が美しい。
乾いた印象の石庭とは大違い。
本当は、こっちのみずみずしい庭を引き立たせるために石庭をこしらえたのかもしれない。
誰が造園したのかは不明らしい。
へえ。

清水寺
意外と高かった。床が斜めになってて、飛び降りやすくなっていた。
車椅子とかベビーカーとか放置したら転がって飛んで行きそう。
わお。
おみくじ引いたら大吉だった。わお。

③雨にけぶる京都
たしか……広隆寺
雨に濡れる木やコケの色がきれいだったので撮ってみたけれど携帯のカメラでは写る理由も無く。

銀閣
銀は張ってないけど銀閣寺。
地味だ。

それに比べて金閣寺ってすごいと思う。
まず発想が馬鹿っぽい。
別荘をつくろうって話の中で、
「なあ、金箔貼ろうぜ金箔」
なんて誰が言い出すだろうか。
びっかんびっかんキンキラキンにひかる別荘を見て
「っていうか超カッコよくね?超カッコよくね?金ぴかで超よくね?」
って今の人は言えるだろうか。
すごく馬鹿っぽくて素敵じゃあないだろうか。
足利義満は偉大である。


ある意味、岡本太郎太陽の塔と通じる芸術性を感じなくも無い。
その時代に見れば「変なの」と思うかもしれないけど、時代を超えてみると
「こりゃすげえ」
に変わるあたりが。

⑤今日の夕飯
ばんからラーメン。
西武リブロ(でかい本屋)の前にあるラーメン屋の「角煮ラーメン」(\880)
あとライスが150円。150円も取るくせに少なめ。
豚の背油が浮いている濃厚なとんこつしょうゆ味。
スープの味濃いがうまい、うまいが濃い。麺はあまりコシが無い。
角煮は記憶を失うほどうまい。ご飯と一緒に食べると、記憶が蘇るほどさらにうまい。

㌔㌍は天井知らず。
でも背あぶら……うまい。

池袋ウエストゲートパークⅣ『電子の星』が文庫になってたから買って読んでたら、
友人のラーメン屋が営業妨害にあって、それを解決する話があるんだけど、
ラーメン(屋)の描写がうまくてもうラーメンが食いたくて仕方なくなった。
ので喰いに行った。作中にも出てくる南池袋のところに。
うまかったー。

池袋ウエストゲートパーク
脚本・宮藤官九朗でドラマ化もされたので有名。
演出は堤幸彦。『TRICK』とか『金田一少年の事件簿』の人。
主演はあれ、長瀬智也だっけ?
それにしても面白い小説だなーと思う。
スピード感、緊迫感、池袋の情景描写、ドラッグやラーメンまで登場させる現代的な主題、
実にエンターテイメント的だ。

人を楽しませるという観点から考えると、漫画に対抗できる小説なんて数少ない。
その数すくない中でもピカイチな小説。

でもコミック化したやつはあまり面白くないので要注意。
作者の石田衣良はフリーペーパーの『R25』でもコラムを隔週連載中。
たまにテレビでも見かける。

池袋西口の商店街だかなんだかの人は
「小説やドラマの影響で、西池袋は怖い町、不良の町といったイメージがついてしまって困る」
って新聞だかなんだかで言ってた。
たしかに、小説みたいに怖い人も(少ししか)いないし、怖いことも(たまにしか)起こらない。

むしろ北口の方が汚いし怖いよー……って北口と西口はとっても近いんだけどね。