2020年初アキバ
秋葉原が好きだ。
オタクの聖地と言われるようになってもう何年になるのか知らないけど、姿かたちを変えながら、秋葉原は秋葉原であり続けている。
ラジオ会館は建て直されていまもある。
地下一階には銀座ライオンもできていつでも黒ビールやおいしい生ビールが飲める。
本屋を3軒めぐって平積みされているマンガをチェックするのが僕の秋葉原におけるルーティーンで、おなかがすいていると途中の富士そばでかけそばを食べたりする。
道の途中にはガチャガチャマシーンが何十台も連なって設置されているところがあって、何が人気があるの横目に見ながら歩くのも楽しい。
中には、何に使うんだろうって、わけのわからないものも売っている。
電子部品のお店は昔に比べると数は減っているんだろうけど、残っている。
本当に世の中にこんなにたくさんのスイッチが必要なのかねと、教授のような口調で聞きたくなるほどたくさん並べて売られている。
必要なんだろうな。
ふと気がつけば財布の中にあった一万円札はきれいになくなっている。
散財!
新年から趣味に費やすお金の留まることなし。
でも、そのための街だもんな。