明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

1.3倍!

イメージ 1

スーパーカップエースコック)は1.5倍だけどね。
これには追いつかないまでも、近年縮小続きだったゲーム業界が盛り返してるというニュース。

画像はその立役者 東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授。肩書きが長い。


DSの大成功で第1四半期のゲーム市場規模は昨年比30パーセント増加
2006年7月9日(日) 23時06分





エンターブレインは5日に2006年上半期(05年12月26月~06年6月25日)の国内ゲーム市場売上を発表しました。

それによればハードではニンテンドーDSが129万台、同Liteが260万台で累計販売台数は899万6000台となり、7月3日付けの集計では900万台を超えたそうです。月間販売数は3月が約56万台、4月が約107万台、5月が約79万台、6月が約60万台だったそうです。また、PSPは99万台、PS2が83万台、Xbox360が6万台だったそうです。

ソフトで最も売れたのは『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』の257万本で、PS2の『ファイナルファンタジー12』を上回る成績を見せました。トップ10中の7本はDSタイトルだったそうです。

第1四半期(4月~6月)のソフトとハードを合計した国内市場規模は2770億円で、昨年の同じ時期の2070億円と比べて30%の増加となったそうです。




以上
ニンテンドーインサイドから転載。



『FF』より売れたの!?>『もっと脳トレ

これはちょっと凄いことですよ。

FF⑫の主人公ヴァンよりヒロインアーシェより

川島隆太教授のあのポリゴンモデルのほうが有名になるだなんて……





すごいなあ……。

教授のポリゴン画像はパッケージにも載ってる。
これがDSの画面上でうねうねと動くのです。
メガネも動くのです。


それにしてもFFと脳トレでは購入者層が全然違うんだろうね。
ゲーマー層とライトユーザー層。
FF7、8くらいはライト層を巻き込みまくって400万本近く売れたんだから、
結局は「ライト層を巻き込んだ方の勝ち」ってことなんだろうけど。

無党派層、浮遊票を手に入れたもん勝ち」みたいに考えるとちょっと政治に似てる。


ポリゴンがゲーム表現に取り入れられて約10年、コアゲーマーもゲームも先鋭化しすぎて
市場が閉塞してどうにもこまったなあって状況を任天堂が何とかしようとしててそれが
かなりうまくいってる(任天堂だけが売れてる)ってのが現状。


サードパーティはどうしたらいいんでせうね?
任天堂の安易な物まね?
いやー…そうでなくてね…「おもしろいゲーム」というより「面白いもの」を作るという意識でないと
ライトユーザーには受け入れられんのではないかと思うのですよ。


PS初期ってもっとそんな感じだったような。
ライトユーザーを取り込むのに各社必死だったような。
だから『パラッパ』とか『IQ』とか売れたんだし。
『初代バイオ』も「恐怖」というある意味わかりやすい要素をテーマにしたことでライト層をひきつけたんだし。
操作方法はわかりにくかったけれども。
あの「今までゲームをやっていた層」には至極わかりづらい操作法すら新しい方法として定着させる力を
ライトユーザー層は持っているんだとも言える。

『初代バイオ』も『初代GT』も『初代みんゴル』も「わかりやすさ」が売りだった、
新ハードの能力を見せ付けるのに非常にわかりやすい作りになっていた……んじゃないかと。


これからは「わかりやすさ」と「面白いモノ(おもしろいゲーム、というよりも)」がキーになるんじゃないかと思う。

任天堂は『ニューマリオ』で脳トレからゲームらしいゲームへの移行を促してる最中でもあるけれどね。
あれだって「横スクロール2Dアクション」という、あらゆるジャンルの中で一番わかりやすい、
といって過言ではないジャンルを選んでるわけだし。

逆にGBAからの続編である『マジカルバケーション』はあんまり売れてないね…たぶん良ゲーなのに。
あれもやっぱりわかりにくいCMとゲームシステムが足かせになっているんじゃないかと。
(システムの多少の複雑さが面白さを生み出すものであるとわかっていても/ライト層はわからない)

『RPG』というジャンルですらライト層、DSで初めてゲームに触ったような人にはわかりづらい可能性がある。
FC初期もそうだったように。
エニックス堀井雄二)はそれを踏まえて
「ゲーム画面上で、文字情報をユーザーに処理させるための『ステップ』」
としてまずアドベンチャーゲームポートピア連続殺人事件』を発売したわけだしね。
ちなみに犯人はヤス

その後にドラクエを発売して大ヒット、と。
まあRPGは戦闘のあるアドベンチャーゲームである、という見方も出来なくはないわけだし。

DSでゲーム初心者が流入または復帰したとするなら、その層に家庭用ゲームの歴史を追体験させる必要性がある。
そうするならば「横スクロールアクション」の次は「アドベンチャーゲーム」か?という予測は不可能ではないけれど…

任天堂発売の新作アドベンチャー…タイトルは失念したけど、『アナザーコード』つくったところが製作の
やつはなんだかイマイチっぽいとかどうとか。

えーとあれ、何の話だったかな?

まぁいいや。



テレビではワールドカップ決勝。
イタリア―フランス戦。
同点。

まぁどっちも適当に頑張って。