南砺福野高校(母校)の野球応援行ってきました
今日は取材がなかったので、
母校の野球部を応援に行きました!
いや~…
やはり灼熱のグラウンドの中、
汗と泥と男汁にまみれた青春を振り絞る高校野球というのは、
見てるとなかなかにドラマチックで面白いです。
平日昼間っから野球が見られるというのはフリーライターのいいところの一つですね。
いやまぁ…原稿仕事はたまってるんですけどね…
高岡市営城光寺公園球場。
北信越BCリーグの富山サンダーバーズも使うという立派な球場です。
いやもう暑い暑い暑い暑い!
スタンドに座っているだけで汗がダラダラ流れてきます。
黒いデジカメや携帯電話は太陽光線に熱せられて素手で持てないほどホッカホカに。
観戦のお爺ちゃん&お婆ちゃんがこの暑さで2~3人三途の川で行水しててもおかしくないレベル。
こんな熱いなか全力プレーをする球児たちには頭が下がる思いですね(建前)。
ほとんど馬鹿かマゾヒスト(本音)。
富山高校の応援はベンチ入りできなかった野球部員の数も多く、
チアリーディングもキビキビしてて見応えがあります。
ブラスバンドの演奏もお上手。
対するわれらが福野高校はなんだか少子化の波を実感できる応援スタンド。
あ、アレッ!? 去年甲子園出てるはずなのに…。
もうちょっと多くてもいいような気も…。
しかしこの猛暑の中応援に来てるだけすごい。
(高校生の時は野球応援なんて1回しかいかなかったし)
試合の方は福野のエース上田君と富山高校のエースくん(名前知らない)両投手が好投し、
0行進の続く投手戦に!
昨年は2年生エースとして甲子園でも投げ(てメロメロだっ)た上田投手。
攻撃時には果敢なヘッドスライディングを見せ、
全身泥だらけになっていた富山高校のエース君。
常にストライク先行の丁寧なピッチングで福野打線を抑え込みます。
てな感じで同点のまま最終回を迎えましたが、
終盤の強さに定評のある「ミラクル福野」(昨年夏も終盤に得点することが多かったのでそんなあだ名がついたとか)、
9回には2点を勝ち越し! 3-1で9回裏へ。
エース上田、ランナーを一人出すも、あと一人抑えれば試合終了の場面!
最後は得意のスライダーで空振り三振!!
……と思いきや、
背番号「12」(本来は控えの番号)をつけた捕手がポロリ。
バッターは振り逃げで出塁、
三振ゲームセット大勝利お疲れ様!! のはずが、ランナー1・2塁に。
さらに続く打者にはフォアボールで満塁。
9番バッターにポテン気味のセンター前ヒットを打たれ、
2死なのでためらいなくスタートしていたランナーが二人生還し同点に!
なおランナー1・2塁でサヨナラ負けのピンチ!
ミラクル返しやられました!
げ、ゲームセットのはずが…。
地方球場のマモノが姿を現し大暴れして大活躍!
いやはや高校野球とは恐ろしいものですねえ…。
その後、上田君が何とか踏ん張り試合は延長へ。
両者譲らぬまま、試合は11回に突入、
スコアボードが足りなくなってまた1回からに。
うーむ野球好きめ。
11回表、その均衡を破ったのは福野高校!
エース上田君が打席でも大活躍!
ライト線に勝ちこしのスリーベースヒット!
(写真で見るとたしかにライトがややセンター寄りに守ってますね)
その裏も、右足をつりながらも最後まで投げ切るエースにふさわしい熱投をみせ、
結局11回完投で勝利を飾りました!
上田君は打者としても3塁打2本に2塁打1本で2打点の大暴れ。
完全にひとつ頭が抜けてる感じ。
もともとはショートをやっていたということですしバッティングセンスも折り紙つきなのだと思われます。
負けた富山高校も、
特徴はないもののよくまとまったいいチームで、
9回2死から9番打者がタイムリーで追いつくという非常に粘りのある攻撃を見せてくれました。
「熱戦」という表現が実にふさわしい試合だったと思います。
福野高校については、
バッテリーエラーが2つあったりショートが打球を待って取ってしまって内野安打になったりという、
記録の付かない守備エラーが目立ったり、
頼みの綱の上田くんもやや制球に苦しんでいたあたりが不安といえば不安ですが、
今年も思い切り頑張ってほしいものです。
次の試合は24日(土)の午後からとのことで、
見られるなら見に行きたい。
しかしまた一時半って一番熱い時間帯に…。
球場の暑さに慣れるとクーラーを付けなくても我慢できるようになります。
エコ。
笑。
オマケ
球場に止まっていたKNBラジオの車。
これは…痛車?笑