明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

「ぬか怒り」という言葉について

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写真は去年2月の悲惨な事故のもの。
別に本文とはなんの関係もないんんだけど
改めて思い出して「雪道の運転は気をつけよう」という自戒をこめて。

以て他山の石としていただければ…。


●「ぬか怒り」

という言葉があるんですが、いや、無いんですが。
去年の12月ごろのラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』のなかで
これまで名前がなかった事象や感情に、新しい名前を勝手に付けちゃおうぜ!
っていうコーナーがあったんです。

中二病」って言葉がこのラジオ発で(意味はズレちゃったけど)広まったように
社会に広く浸透するような新語を作ろうじゃないかというコーナーが。

それを聞いてその中で秀逸だなーと覚えていたのがこの「ぬか怒り」。
つまり「ぬか喜び」の怒りバージョンなんですが、番組内で例として挙げられていたのが

「駅の駐輪場に自転車を止めたら、駅に帰ってきた時に
. 『自転車がない!パクられたか!ちっくしょー!!』と思ったけど、
. 冷静に思い出してみればいつもと違う場所に止めただけだった。自転車もあった…
. というときの、「ちっくしょー!パクった犯人め、ぶっ殺してやる!」ていう部分のこと」

これが「ぬか怒り」です。

こういうことって日常的に割とあるじゃないですか。
会社の机においてあったはずのボールペンが気づいたらなくなっていて
絶対誰かに盗られた! と思って怒りと悲しみに包まれていると
後日引き出しの奥から普通に出てくる… みたいなことが。

そういう時って、それこそ伊集院光さんいうところの

「ッス――――ン」


って気持ちになりますよね。
急に真顔になるというか。
振り上げた拳の下ろす先を失ってしまった時の「ッス――――ン」っていう気持ちに。

あと他人を軽々しく疑ってしまった後悔と、誰に対するでもない謝罪の気持ち。

そんなものをブレンドした感情「ぬか怒り」。
いい新語だなぁと思いました。



でもこのコーナー、ネタを考えるのが難しくて投稿数が少なかったらしく
2回くらいで打ち切りになっちゃったんですけどね。笑。