明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

「空辣」という日本語

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画像は特になんの関係もないですがジョージ秋山浮浪雲』より。
『殺戮に至る病』っていう我孫子武丸の小説がありましたが
孤独っていうのはそういう、人を凶行に走らせる性質のある感情というか、状況だと思います。

以下本題。

「空辣 - くうらつ」っていう言葉があると思ったんですよ。
一昨日の結婚式の記事で「空辣な言葉がうんぬん」みたいな感じで使ってたんですが。
で、この言葉の正確な意味を改めて調べておこうと思って検索したら

無いの!

そんな言葉無いの!

ネット上の国語辞書にも、手元にある電子辞書にもそんな言葉が載ってないんですよ!

あれっ… なっ、なんで!?

えーと使ってた意味としては「空虚な」という言葉のより強い感じ。
「空虚で痛々しい」くらいの意味合いとして使っていたんですが

そんな日本語ねえ!

ということを辞書にたたきつけられまして。
なんか…すごいショック。

じゃあ何だよ!

っていうか。笑。

誰が俺にこの言葉を教えたんだよ!! っていう。

当然の疑問が湧き上がってきますよね。
それまで当然あると思っていたものが「無い」ってされたときのこの
足元ガラガラ感というか脳がジーンとなる感じは
伊集院光が『深夜の馬鹿力』でいうところの「空脳」に値する経験の気もしますが
これを面白い感じにまとめられないので特に投稿もしません。

でも「空辣」で検索したところ
結構この言葉を使っている人も多いんですよねえ…。

でも辞書には載ってないという。
不思議な言葉もあるもんです。

どうしてこうなったのでしょう? 優秀な探偵さん、ぜひ調べてください。

(ちなみに「空辣」でGoogle画像検索をすると、おそらく「空芯菜炒め」がたくさん出てきます)
(笑)。




2017/06/19追記
実はこれ、数年前に謎が解決できて、自分のなかで納得行ったので時間をおいてしまったのだけど、せっかく解決したので、その答えを書いておきます。
それは空疎(くうそ)です。
つまり「空疎」を「空辣」と空目していた(ややこしい)のですね。見間違えていたのですね。「空疎」というのは、見せかけだけでしっかりした内容や実質がないこと。また、そのさま。空虚。という意味(goo辞書)。

ああ、なんだ、なるほどなあ、という、方の力が抜けるような結末だっだけれども、とにかく、謎がとけてスッキリとはした。