戸田に由規の復帰登板見に行った
写真はスワローズの2軍グラウンド「戸田球場」。
昨日はヤクルト2軍VSフューチャーズの試合がありました。
フューチャーズというのは
各球団の育成選手や入団1~2年め? くらいまでの若手選手で作る混成チーム。
若手選手の出場機会を増やすために考えられている制度・チームであると思います。
年俸300万円以下? の育成選手たちが所属球団の垣根を超えて勝利を目指すと思えば
なかなか切ないというかちょっとドラマチックでもあります。
彼らにとってはこういった試合で実力をアピールして、本契約を目指さなければならない。
育成選手にとっては2軍の選手ですら、思い憧れる立場なのだ。
しかし昨日は更にドラマチックなニュースがあり…
< ヤクルト由規復活155キロ 792日ぶり実戦 - ニッカンスポーツ・コム >
>剛速球がマウンドに戻ってきた。右肩痛で12年4月から実戦を離れていたヤクルト由規投手(24)が、
>フューチャーズ戦(イースタン・リーグの混成チーム)に先発。
>最速155キロをマークするなど150キロ台を連発し、1回を2奪三振で無安打無失点に抑えた。
>久々の登板でエンジンの違いを見せつけ、復活への第1歩をしるした。
肩の手術や膝の怪我で2年以上実戦登板がなかったヤクルトのピッチー・佐藤由規が
昨日戸田のマウンドで投げたのです!
しかも球団のスピートガンによればなんと155キロのストレートを投げたとか。
すげえ。
>21球中11球が150キロを超えた。
すげえ。
と思いつつも、また怪我してくれるなよ…という心配な思いも。
そしてその投球を! 実際に見に行った結果!!
あ…あれっ?
由規左利きだっけ…?
って、投げてるの村中やないかーい!
つまり到着した2回の時点ですでに由規は交代。
こちらも腰の痛みから復帰登板になる村中にスイッチしていたのでした。
いや…まあ…彼も本来2軍にいるような投手ではないので
見られたのは良かったといえばよかったですけどね…。
結局由規は見られなかったんですけど
行為としては「由規の復帰登板を見に行った」ことに間違いはないので
タイトルは詐欺ではない。
私は見に行ったのだ。
ただ不幸にもそれに間に合わなかっただけだ。
あと10分…15分早くついてればな~…。
せっかくなので「ミルージュ」を買いました。
しかし球場の自販機は160円。
なにちょっと高くしとんねん。
球場は数年前にリニュールしてバックネット側と一塁・三塁側に少し観客席が出来ました。
昔はこういうスタンドもなくて
本当に「河川敷の球場」という感じだった。
スタンドに入れなかった人たちは昔と変わらず高台に座って観戦。
こっちならまあお金かからないしね。
スタンドは確か500円くらい必要とか。
注意書き。
「ヤクルト球団」という名称がなんかいいですよね。
書体に少し時代を感じます。
試合は武内のタイムリーヒットなどもあり大勝。
まぁ相手は育成選手が主体ですからね…。
負けてるわけにはいきません。
バックスクリーン上には
球団旗の下にイースタン・リーグの優勝フラッグが!
そう、戸田スワローズは昨年イースタン・リーグで優勝しているのです!(エヘンエヘン
しかし2軍の優勝というのはそんなに自慢できることでないほのかな切なさがある。
その後さらにピッチャーは変わって…
2012年のセーブ王・バーネットが登板!
由規→村中→バーネット という、一軍でバリバリやってた(やってもらわなきゃ困る)豪華な投手リレーで
育成選手たちにはちょっと歯がたたないレベルの投手たちが次々出てきました。
フューチャーズにとっては少し気の毒。
でもまあ、結局このレベルの投手を打てないとプロ野球選手としては最終的に厳しいですからね。
むしろ育成選手たちにとっても幸運なことといえるかもしれません。
ていうか投手達お前らさっさと一軍に上がってこいよ! いつまでも戸田にいるんじゃねえ!
まあ全員短いイニングではありましたが
それぞれまとまった投球内容だったのでそのうち上がってくるんじゃないですかね。
全員怪我明けなので急がせはしませんが…
きちんと治して上がってきてね。
投手はあと久古とか江村が登板していました。
お前らもはよう一軍でやろうや…。
ちなみに江村はロッテに弟がいる兄弟プロ野球選手です。
男性用トイレにはつばくろうのマークとサインがあったり。
(女性用はつばみのマークでした)。
基本、ただのくさっぱらの上で座って観戦するので
ハッキリ言ってアホほど暑いのですが
観戦に慣れているひとはアウトドア用の椅子を持ってきていたり
パラソルをさしていたりと、観戦スタイルにも工夫が見られました。
なんかここでテーブルセットとか広げて野球見ながらおにぎりとかサンドイッチとか食べたらおいしかろうな。
ぜひ一度やってみたい。
なんかまたタイミングが合えば行ってみたいです。戸田球場。
あっついあっつい太陽の下で野球を見る苦行の楽しさがありますよ。