明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

『日本人の知らない日本語』(作・蛇蔵&海野凪子/メディアファクトリー)

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を読みました。

面白かった。
日本語教師の奮闘ぶりを描くコミックエッセイ。
詳しく言うと、
日本で外国人に日本語を教える日本語教師の日本語で書かれたエッセイですニホン。
さて日本と何回言ったでしょう。

任侠映画大好きなフランスのマダムとか、
サムライ映画大好きなフィンランド人とか、
チョウザメとマグロの違いに悩む中国人とか(「鮪」は中国語ではチョウザメの意)、
いろいろと個性豊かな生徒たちが登場します。
絵が可愛い。

外国人生徒のトンチンカンな受け答えも面白いですが、
日本語にまつわる色々な知識も面白いです。
「しゃもじ」と「ひもじい」の「もじ」は同じ語源だったんですって。
「蚊」とか「鴉」とか「鳩」とか「猫」は鳴き声(音)から漢字が作られたんですって。
(「蚊」はぶんぶん飛ぶ虫だから「虫」に「文」)
へぇ。

ページの合間には日本語テストも挟まれていたり。
わからなくてヒヤヒヤしたり。

いろいろと興味深い話がたくさん載ってました。
フランス人の生徒は同人誌を国に持ち帰りたがったり。
「マンガ、アニメはフランスでも手に入るけど同人誌は手に入らないから」
だそう。

…ものによっては税関で大騒動になりそうな笑。



↓でちょっとだけ読めます
http://www.comic-essay.com/series/nihonjin.html