明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

ビジネスホテルって楽しいですよね

イメージ 1

画像はこないだ泊まった富山駅前のビジネスホテルアルファーワン富山駅前。
1泊4,980円で、週末は富山県民だと500円割引だそうで
4,480円で泊まれました。

朝食付き!


さらに写真にも書いてあるように
最上階が大浴場になっていて富山駅周辺を眺めながらお風呂やサウナに入ることができます。
マッサージチェアも無料で使えてよかった。

使えるのが深夜1:00くらいまでで
夜はそれより遅く戻ったのでダメだったのですが朝入れました。

しかし「展望大浴場!」と聞いて想像してから行くと
やや期待はずれというかまぁそんなに大きな浴槽でもないのです実は。

それでも普通のビジホの大浴場レベルの設備(+サウナ)は備えているので
普通レベルの設備+一応眺めは良い ということを考えれば
むしろプラス面の方が大きいはずなのですが
「展望大浴場!」というのを想像していくと、やや肩透かしの感があるのは否定できません。

ですので

「大浴場は一応あります。サウナもあるし、ついでに高いところにあります。富山駅が見えます。また早朝はサウナがまだ暖まっておらず、冷たいサウナは寒さが際立ちます」

くらいの冷静さで行くと良いかと思われます。


イメージ 2

部屋はまぁご覧のとおりベッドと机、ユニットバスで一杯一杯の
いかにもビジネスホテルという風情です。

そしてこの、ビジネスホテルの一室の
「必要なところに必要な物だけがキッチリ詰まっている感」というか
あらゆるものが機能的に必要十分で配置されている構造に
ウットリ…
としてしまいます。

なんていうか微小な電子部品が精密に配置された基板ですとか
必要な荷物を全てパッケージングして隙間なくスーツケースに詰められたときのような
ウットリ…
という感じがあります。

「宿泊」という行為を行うときに必要とされるものを
最低限のスペースに詰め込んだ機能美を表現した空間…

そういったことを感じて
ウットリ…
とします。

変態か俺は。


イメージ 3

部屋の前にあった自動販売機。
サントリーオールドのミニチュア瓶(50ml)と
柿ピーやさきイカといったおつまみが300円で売られています。

これもいい…(ウットリ

寝付くために必要な酒!
やっぱり寝酒は缶ビールよりウイスキーのほうが「らしく」、
またやっぱり洋酒より日本のウィスキー、さらに言えば角瓶より「ダルマ」の方が
似合っていると思うのです。

瓶のこの、なで肩の、優しいまるみがいいじゃないですか…。

無駄にごろごろと床を転がしてみたいような美しい曲線が
工業製品の美が、大量生産プロダクツにたまさか憑依する美しさが
そこにありますよ。

そしてそれを必要最低限度の量で――ミニチュアの瓶で自販機で売る、と。
必要な寝酒と必要なおつまみ。
それを部屋の目の前で買うことができると。
電源すら必要のないガチャポンシステムで購入することができると。

たまらなく、いい…。

わびしさというか… さびしさというか…。
やはりウットリとしてしまって
散々飲んだあとなのにこのミニュチュア瓶を購入してしまいました。

実際に購入して、手のひらの上にウイスキー瓶を乗せて眺めていると
なんだかおままごとみたいで、遊び心さえ感じてしまいます。

ちなみにサントリーオールドはアルコール度が43%らしく
50ml瓶のアルコール量はビール350mlよりやや多く、500ml(ロング缶)よりは少ないくらいです。

この瓶なら
「一晩でウイスキーのボトル全部空けてしまったわ(ガッハッハ」

という、昭和のプロ野球選手(パリーグ)のような自慢もできますね。

というわけで、アルコール量で考えるとむしろ割高なのですが
それでもウイスキーロック(にするには氷が必要ですが)1杯300円と思うと安いですし
なによりやっぱりシティホテルで眠る「ひとりの夜」というのを演出するときには…
孤独に浸る気分のときは…
ウイスキーでしょう。

ロックグラスに大きな氷を浮かべて、上からウイスキーを細く細く糸のようにして垂らして
(氷の上にウイスキーを置くようにするから「オン・ザ・ロック」というのだ)
窓の前に立ち、グラスをつまむように持ち、眼下にまたたく街の灯を眺める…。
やはりそのときはバスローブを着ていなければなるまい…。
なんならハマキを口に咥えていてもいい…。

うーむなんたるダンディズム。

(注1・アルファワンの部屋にバスローブは用意されてませんし、他のホテルでもあるのは、ジャパニーズ・トラディショナル・バスローブであるところのホテルのロゴの入った“浴衣”かと思われます)
(注2・もちろん部屋にハマキなんておいてあるわけもなく、自分で用意していかない限りハマキなんてものは簡単に手には入りません)
(注3・ハマチなら比較的容易かと思われます)
(注4・しかしハマチを口にくわえるのはアゴが外れる危険性がある)


ええと、その。
本来は「ビジネスホテルの持つ機能、機能美」というテーマだったはずなのですが
気づけばやっぱり筆が滑って何がなんだかわからない偏愛と妄想を語ることになってしまった。

とにかくまぁ、ビジネスホテルが好きってことです。
はしゃいじゃう。
はしゃいでしまいます。
キャッキャ。

朝食のバイキングもパンとか焼いたり牛乳飲んだり楽しいですよね。
はしゃいでしまいます。
キャッキャ。