もうダメだよ柚子ちゅわ~ん
写真はユズ。漢字で書くと柚子。
僕の地元の名産で、先日実家から送られてきました。
酸っぱくて爽やかな芳香。香りや味わいに反してゴツゴツとした手触りはむしろ無骨で、なんというか、なんとも日本的な柑橘類という感じを受けます。酸味と少しの苦味、鮮烈に爽快な香り。
凛とした味わい。
とでも言えばいいでしょうか。皮は剥いいて千切り。小分けにしてラップで包んで冷凍します。鍋やおかゆをつくるときに、なんならみそ汁にも入れれば、うれしい香りが立ち上がりますし、3個あるうちの2個はゆず湯に、残り1個は半分に切って、市販のポン酢に果汁を絞って食べました。何の変哲もないポン酢が、ぐっとグレードアップして、わびしいひとり鍋が、あっという間に料亭の味になりました。(すこし、言い過ぎたかもしれません。)
柚子の香のおじやまで食べひとり鍋。
季重なりな気もします。
この、日本の季節を代表する香りのものを題材に、冬の一瞬を切り取るような、格調の高いブログ記事を書いてみようと思ったのですが、タイトルをつける時点でその目論見は失敗していたのだった。