明日はもうすこしマシにします

日記のブログです。ヤフーブログから引っ越したので過去記事には不具合があるかも(2019年10月)。見たり読んだりししたものや考えたりしたことを忘れないうちにメモっておこうというもの。ヤクルトファン。

月曜から真面目に仕事をしてしまったら疲れた…。 金曜日っていつだよ遠いよだって日曜日を太陽としたら水金地火木の木星の木だよややこしいな。 つまり太陽から木星くらいまでの距離を感じてしまうということです。 金曜の夜まで。 ゴールデンなウィークとか…

『半島を出よ』読んだ

というわけで画像は村上龍『半島を出よ』下巻。 表紙に乗っかっているカエルは本文中にもたびたび出てくるヤドクガエル。 表皮に強力な毒を持ったカエルですが、 なぜか原産地から別の場所へ持って来て飼育すると、 その毒が失われてしまうのだそう。 何かを…

北朝鮮恐いお(´;ω;`)

というわけで画像は村上龍『半島を出よ』。 ミサイルが飛んでくるとかロケットが飛んでくるとか、 迎撃したら宣戦布告とみなしてノドンに核弾頭つんで報復しちゃうニダとか、 なんだかにわかに軍靴の足音が聞こえてきつつある昨今、 皆様いかがお過ごしでしょ…

『東京DOLL』・『LAST』

自重できません。 飲みすぎた。 今年の目標「健康」が遠のいていく…。 読んだ本2冊。 石田衣良『東京DOLL』と『LAST』 『LAST』は、 様々な人の様々な「ラスト」を描いた短編集。 ロリコンの悲哀と罪を書いた『ラストシュート』、 新橋の看板も…

『プリズンホテル』『天切り松 闇がたり』

『プリズンホテル3 冬』 『プリズンホテル4 春』 『天切り松 闇がたり 第一巻闇の花道』 (浅田次郎/集英社文庫) を立て続けに読む。 なんだか出張取材が多くて新幹線に乗ったりすることが多かったので、 さくっと読める本が嬉しかった。 いやしかし… い…

今日もアキバに行ってきた

●画像 画像はこの間読んだ本『幽霊画談』(水木しげる・岩波新書) 水木しげるが岩波新書を出していただなんて! そんな驚きがなくもないですね。 京極夏彦の小説に感化されたわけではないですが、 最近妖怪に興味があります。 なんかようかい。 ●仕事in 秋…

本の話

画像はアニメ『魍魎(モウリョウ)の匣』の初回特典?の箱。 この間まで日テレで放送されてました。 ●『魍魎の匣』(京極夏彦/講談社ノベルス) 京極堂シリーズ第二段。 箱の様な研究所と、 魍魎払いをするという霊能者と、 富豪の孫娘が死に掛けたりする事…

やる気が出ないのは脳が悪かったらしい

画像は今日読んだ『のうだま』という本。 『キッパリ!』や『スッキリ!』という実用書というか、 一種の自己啓発本を出している上大岡トメさんというイラストレータさんと、 池谷裕二さんという脳科学者の共著です。 飽きっぽかったりやる気が出なかったり…

姑獲鳥の夏(京極夏彦/講談社)

確か映画化されていた本作。 読み方は「ウブメの夏」。 読んだのはソフトカバーのノベルス版。 その感想。 アニメ『魍魎の匡』の実況スレで「京極作品を読むならこの作品から」と進められた一品。 ウブメというのは赤子をさらって食べてしまうといわれる妖怪…

本の話

画像は「闘魂注入カレー」。 アントニオ猪木ポエムカード封入済み。 全5種類。 中に何が入っているかわからないので、 コンプリートするには最低5つは買わないといけない。 ちなみに一箱480円。 高い。 2,400円使って5個買って、 ダブリ無しでポエムカー…

『狼と香辛料』(電撃文庫・支倉凍砂)

を読んだんすよ。 何週か前の読売新聞で、 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』の山田公認会計士が紹介してたので。 アニメ化もされてこないだまで放送してました。 『狼と香辛料』(ウィキペディア) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%BC%E3%81%A8%E9%A6%…

夏目漱石とか2

画像は『三四郎』。 『デスノート』の小畑健が表紙を描いた『人間失格』とまでは言わないけど、 この表紙の二人はせめてもう少しいい感じにならなかったか。 もう少し現代風にするとかさ……腕にシルバー巻くとかさ(違…… たぶんこの男女は主人公・三四郎とヒ…

夏目漱石とか

最近読んでる。 画像はこないだ読み終わった『草枕』。 夏目漱石って明治の文豪のイメージがあるし、 実際そのとおりなんだけど、 実は江戸時代末期(1867年・慶応3年)生まれなんだよね。 でもそれから1916年(大正5年)まで生きているから、 その生涯に…

『高橋是清自伝』(中公新書/高橋是清 上塚 司・編)

卒論『日露戦時の日英関係』 のために歴史的な本を読んだり読まなかったり。 前にもチラッと書いたけど、 この『高橋是清自伝』、普通に面白い。 なにがおもしろいって、 まず人生波乱万丈すぎる。 高橋の転職人生について書いた下巻の後書きをそのまま引用…

『日の名残り』(カズオ・イシグロ作 土屋政雄訳)感想

『日の名残り』(カズオ・イシグロ作 土屋政雄訳)がめっちゃ面白かったという話。 時代は1954年。 舞台はイギリス。 主人公は執事。 俗に言うスチュワート。 俗には言わないか……。 執事にとって重要なこととは「品格」を手に入れることであり、 「品格」を…

小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。 言わずと知れたジャンプの御長寿漫画。 改めて書くと長いタイトルだなぁ…… そんでまぁ、画像の本。 『こち亀』の連載30周年記念で製作された、 アンソロジー小説……な、ん、だ、け、ど…… 昨日のほにゃ…本屋でみて驚いた。…

頭がいい人悪い人の日本人ジョーク集

日曜日に池袋でサークルの代替わりパーティがあったり 火曜日に横浜で鳥肌実時局講演会に行ったり 水曜日にいつもの家庭教師のバイトがあったり テュラテュラテュラテューラーラー♪ まあそれはそれとして。 本の話。 ①『世界の日本人ジョーク集』早坂隆・中…

荻原浩『噂』(新潮文庫)

ちょっとこれヤバイ!! むっちゃ面白い!! すげえすげえ。 荻原浩は『神様から一言』ってやつを読んで面白かったから買ってみた。 『明日の記憶』書いた人。 解説によれば第二回本屋大賞で二位だったとか。 ちなみに大賞は恩田陸の映画になった夜にピクニ…

フランツ・カフカ『変身』

ある朝、グレゴール・ザムザが何か気がかりな夢から目を覚ますと、寝床の中で自分が一匹の巨大な 虫に変わっている事に気づいた。 というなんとも困ってしまう状況から始まる有名な小説。 世界はメタファーだよ田村カフカ君、のカフカ君が偽名で使ったカフカ…

恥の多い生涯を送ってきました。

というわけで『人間失格』(太宰治/新潮文庫)読んだ。 あっれー『人間失格』つったら『桜桃』と抱き合わせがデフォルトかと思ってたけど……これはそうじゃないな。 前読んだのはどこの出版社だったのか……。 何で今更『人間失格』かというと、新潮文庫カバー…

かもすぞ

凄いタイトルの本。 『くさいはうまい!』著・小泉武夫/文春文庫 最近、細菌に凝っててね。 ……えぇえぇ、下手なシャレですよ。 『もやしもん』っていうイブニング連載中の漫画が好き。 主人公は「菌が肉眼で見える」という特殊能力の持ち主。 それが某農大(…

壬生義士伝

いや――――――――――――――――………………………………………………………………………… ……………………………………おもしろかった。 長いよ!間が。 もうねぇ、涙も鼻水もずるずるのべろべろで、大教室の授業中に読んでる身としては非常に辛かったね(オイ なんだか周りの人の「なんだこいつ」的な視線が…

浅田次郎『壬生義士伝』 (文春文庫) 上巻

をよんどるます。 上巻読み終わったところ。 なんつうかね、簡単に言うと すごく面白い。 主人公は新撰組隊士 吉村貫一。 隊士と言ってもちょっと偉いんだったかな?まあ肩書きはええわい。 この主人公が……格好悪イイ!!いや格好悪い!いや格好いい!そんな…

セブン・イヤーズ・イン・チベット

を読んだ。 これが結構みっちり濃厚でね! 意外と読み終わるまで時間がかかった。 小説ではありません。 紀行文……ということになるんでしょう。 まあ、あらすじというか説明。 時代は第二次大戦中。 舞台はインド~チベット。 筆者のハインリヒ・ヒトラーは…

老人と海

解説には「アメリカ文学の弱点を克服した傑作」なんて書かれているけど、 文学がどうとか社会的連帯感がどうのこうのとか関係なく、 おもしれえええええええええええんですよ。 とりあえずあらすじを紹介。 キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげ…

ダヴィンチ・コード!!!

むっちゃおもしろいんでゲスヨ!! げ、ゲスヨ!? 自分の語尾にびっくりするわ。 とまあ、のっけから取り乱してしまうほどおもしろい。 最初の50ページぐらいは気を持たせるだけでもうやきもきしたけれど、あとは 全部一気にぐわぁーっ、と読み終えてしま…

『竜馬がゆく』(司馬遼太郎/文春文庫)

読み終わり! 全八巻。 3月4月はずっとこれを読み続けてようやくその結末を見た……。 「男は誰でも、人生の中で一度は坂本竜馬になりたくなる時期がある」 というのは自分のグループに<海援隊>と名づけ、 自分の演じる役柄の苗字を独断で<坂本>にしちゃ…

二月も終わりかよ!

もう二月も終わりですってよ!ちょっと奥さん!聞いてます!? ……毎月「ちょっと奥さん」って言うのにも飽きたな…。 それはそれとして二月も終わりですよ。 二月はほぼ春休みだったので時間は余ってた。はずなのに。 読んだ本→少ない という不思議。 ええと …

『疾走』(重松清・角川文庫)

を読んだ。いとこの真理子さんから借りて。さんくすこ。 *感想* また悩める15歳少年かよっ!! 主人公が。 あらすじ を書くのも悲惨。聞くも涙。語るも涙。 全編悲惨。ずっと悲惨。 救いが無い。皆無。 ノー救い。ノーヘルプ。 気分が落ち込んでるときに…

『海辺のカフカ』(村上春樹・作/新潮文庫)の感想(『カフカ』=ポン酢白子 論)

『カフカ』に受けた印象を印象のまま何か別のものにたとえるなら 鱈の白子 これは説明しないと意図が伝わらんね。 ええと、「謎のおもしろさ」っていえばいいのか…… おもしろいんですよ。とりあえず。 面白いんだけど、……なんか釈然としない。 ひっかかかる…